第17話 ヨンタのダンジョン31層~50層 Ⅱ
34層で海の魔物クジラの上で生活している一団に遭遇した、其処のボスは知的なスキュラで彼らは平和を選びコアからはどちらでも良いと言われて居たそうだ、そんな感じで戦闘も無く35層に降りて来れた所に休憩所が設置されていたがまだ休憩には早いと思ったので通り過ぎて行くと其処は川が流れていて川の中央には中洲が有る様だった、 其の河原に近づいて行くと川幅は向こうが見えない程広く湖かと間違える程有る様だったが水が流れていた、水は流れているのだ川なのだろうと見ていると1m程の魚が水面から飛び上がったその魚を追って居たのか5m程のサメ?がその魚を一飲みにした、この川は危険だと俺は認識するのに十分な出来事だったし最初から泳いで渡る気が無い当然フライで行く積りだ。
川を超え中州に降り立ちマップを確認するとここには魔物が1000匹近くが住んでいてコロニーを作っているようだった、この中州は幅1km長さが5kmぐらいありそうで中央が盛り上がり10mほどの小山になっていた、その山にひときわ強い気配を放つ魔物がいるしその周辺にはその次に気配が強い魔物が10体ほどがいた、俺はとりあえずその強力な気配を放つ魔物に近づいていくことにした、ここからは凡そ1kmぐらいあるがそこに行くまでにも魔物がウヨウヨといるところを通り抜けていかなければ成らない、インビジブルを自分に掛け進んでいくが魔物の密度が高すぎて見つかるのは時間の問題だと思いながら進んでいく、魔物はすべてがリザードマンで色は緑の普通の奴らだがついに見つかった、そこにリザ-ドマンの多分ボスの取り巻きが2体と普通の其処らに居たリザ-ドマンが取り囲んだ、俺には転移もあり逃げるのは簡単だがリザ-ドマンの出方を見ることにしてバリアを張った、リザ-ドマンの若手の時期リ-ダ-の二人が周りのリザ-ドマンに何やら支持を出した、俺にはそれがある程度理解できそれに対応することにしたリザ-ドマンの言葉を理解できたのは言語理解の賜物と感謝していた。
それからリザ-ドマンから一斉に槍が投げつけられたがすべて俺の張ったバリアに当たり落ちると、口々に如何なっているんだ槍が届かないと言い合っていたが時期リ-ダ-の二人がバリアを張ってやがるこいつ出来る度と言いながら水魔法のウオータースピアを一斉に放ってきた、バリアが次々に割れていくが俺は余裕だったすべて割れて2本ほどが俺に近づいてきたが俺が剣で叩き切りサンダーボルト特大を放った、緑のリザ-ドマンはすべて倒れ事切れた者がいるようだが時期リ-ダ-のリザ-ドマンの2体は何とか凌いだようで立っていたが、俺がウィンドカッタ-を飛ばすと可成りの傷がついて倒れた所に騒ぎを聞きつけた多くのリザ-ドマンが襲来してきた、俺は仕方がないので火魔法の最高魔法のニブルヘイムを放ち島全体を火の海にした、当の俺はフライで空中に逃れ上から見ていると途轍もない水魔法が放たれて火が見る見る鎮火したが半数のリザ-ドマンが焼け死んだ様で悲惨な現場になった。
そこに現れたのが黒いリザ-ドマンで止めろどうして俺の采配を聞かずに行動した、と周りに言っているのが聞こえたので上から鑑定してみたら黒のリザ-ドマンはレベルが95もありリザ-ドマンキングで更に進化種のようだった、俺はとりあえず地上に降りると声を掛けた「あんたが此処のボスかい、すまんな手加減出来んで行き成り襲ってきたので対本気になってしまった」と言うとリザ-ドマンキングは人語で
「あんたが悪い訳じゃない、こいつ等には日ごろから話していたのだ戦闘には慎重にしろと、先ずは俺に一報入れてからでも遅くないと言い聞かせていたのに数が多いからいい気になって攻撃してあんたに反撃されたということだろう」と分析したので可成りの慧眼だと俺も思った、俺が「大体そんな所だが如何する大勢の犠牲が出たのにあんたが黙っている訳に行かないだろう」と言うと、「それはそうだが多分俺でもあんたには勝てないだろう。これ以上犠牲を出すのは忍びないし最後は俺の責任だ俺もここを若手に任せ引退する」と言って「コア様のところに行くのに付いて行ってもよいか」と言い出した、「俺は別にいいがここはどうするのだ」というと後は若いのが何とかするだろうと言った何とも人間的なリザ-ドマンキングだった、俺はキングに島の中央に連れて行ってもらい其処に家を10棟建てそこに傷ついたリザ-ドマンを集めてもらい傷ついたリザ-ドマンを治療してから二人で次の層に降りて行った。
36層に降りてくるとそこは1000mから1500m程の山が連なるところだった、俺はリザ-ドマンキングに俺の手製の防具胸当てと小手を装備させると一層の防御力になった、二人で進み始め俺がマップを起動するとリザ-ドマンキングが「今何かしましたか?何やら魔力が動きましたが」と言ってきた、俺が「今マップを開いたこれで接近してくる魔物が確認できる」というと「それは凄いですねそんな事も出来るのですね」と言いながら「忘れていました。自己紹介をしますと名をグレイストと言いますあなたはダイキチ様でよかったですか」と言った、俺が「俺の名は誰に聞いた」と聞くと、「コア様から念話が来ていましたダイキチと言う強い人間が来るので警戒するようにと」しかし無理はしなくて良いとコアが言っていたがグレイストは「所詮人族大したことは無かろうと放置していたらあんなことになって」と言い出した、それでコア様に会い許しを請うために俺と一緒にコアに会いたいということらしい良い心がけだと俺は思った。
俺はいい相棒ができたと思ったがリザ-ドマンキングのグレイトスはダンジョン内の魔物で外には出ることができないという縛りがあった、俺はとにかくここの中だけでも相棒がいて呉れると助かると言う軽い気持ちでいたがグレイトスは真剣だった、
そんなことを話しながら歩いているとマップに反応があったので確認すると空に5体の魔物が飛んでいた、ワイバーンの群れが俺たち二人を見下ろしていてその内の2匹が急降下してきて火の玉を口から吐き出した、俺は急遽魔力を込めてバリアを張ったがさすがわワイバーンの火の玉2発で俺のバリアが砕かれた、今の2匹を鑑定するとレベルが65でさすがわワイバーンだ可成りの高レベルだし火の玉の威力も申し分なかったが、次の一団も掛け付けてきたようだでその中にワイバーンロードが混じっているレベルが95もありほぼグレイストと同レベルだった、俺は最近見ていないがレベルだけ確認すると三桁になっていたが黒竜が言っていたのが今わかった、黒竜からもらった腕輪が限界突破になると言っていたのが現実になっていた俺のレベルが110になっていたのだ。
二人で協力するとワイバーンの群れを簡単に倒すことができた、そこからは二人で50層まで比較的スムーズに運び50層のボスエンシェントトレントを二人で倒し魔石とトレントの木材をゲットして俺だけ外に出て食材を仕入れて50層に戻ってきた、
ここからも二人の快進撃は続いていくことになった。
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