第9話 俺はロカトのダンジョンに行く
ルルコのダンジョンでコアと話をしていたがこれは念話と言うスキルの様で今後俺も使える様に成ると言う事だった、コアは過去の事も可成り覚えていると言うか記憶装置が有るのか記憶されて居るそうで聞いて見た、グレイトの事を重点に聞いて行くが矢張り過去は50層までで今より魔物が弱くて少なかったそうだが、ソロで当時50層に到達できたのは奇跡の様でその時よりダイキチが遥かに能力は高いと言った、俺は又ここに来るには如何したら良いかと聞くと直接転移して呉れば良いと言った、今度また階層を増やすそうで次は90層に成るそうだが此処のポイントは変わらないので転移出来ると言う事だった、なので俺はここのポイントを記憶して外に出る事にしたがギルドは寄らないで置こうと思っていた。
俺はルルコのダンジョンを出てヨカン川を遡りロカトの町に向かっていた、この街道は途中からは山越えに成り可成りの難所で魔物も多く商人は護衛を必ず付けないと自殺行為だと言われる所だった、俺も何処かの商人の護衛に成れば良かったと考えて次の町に急いでいた、ここでダンジョンを制覇してステ-タスが上がって居るか確認をしたくなって来た、道の傍に在る大きな木の下で休憩しながらステ-タスを確認する事にした。
☆ ダイキチ(人族・男)17才 レベル80
HP 5500
MP 5500
知力 180
器用 120
運 130
スキル ・創造魔法 ・剣技 ・錬金術 ・鑑定 ・記憶力強化 ・探知
・結界(シ-ルド) ・ポイント10倍魔法 ・念話
エキストラスキル ・魔法バッグ(特)・言語理解
創造魔法レベル11 ・ファイア-ボール ・ウインドシ-ルド
・ウインドスピア ・アーススピア ・フライ
・ヒール ・ファイア-ランス ・ウオ-タボ-ル
・ウオタ-ランス ・ハイヒ-ル ・肉体強化
・頭脳強化 ・壁作成 ・魔力錬成 ・視力強化
・ウィンドカッタ- ・ファイア-ボム ・ストップ
・重量軽減 ・火砕流 ・吹雪 ・家作成 ・水流刃
・拡張 ・付与出来る ・転移 ・ニブルヘイム
・絶対零度 ・エリアヒ-ル ・リカバリー
・フォーリボム ・ハリケ-ンスピア ・真空刃
・ブラックホ-ル ・メテオ ・筋力強化
剣技 レベル12 ・スラシュ ・横払い ・十文字切り ・十文字クロス
・唐竹切り ・影切り ・転移切り・剣神 ・神技剣
・剣神乱舞
錬金術 レベル10 ・錬金 ・鉱石錬成 ・物質融合 ・鉱石鑑定
・鉱石鋳造 ・形形成 ・剣の作成 ・鉱石から剣作成
・付与が出来る
鑑定 レベル12 ・鑑定が出来る ・物質の内容が分かる
・500m以内鑑定できる
探知 レベル9 ・3km先探知が出来る
マップ レベル9 ・マップ作製 ・マップ時間 ・魔物が分かる
・人が分かる ・罠が表示される
ステ-タスは可成り上がって居たし此れならあの時にノーライフキングに勝てたのにも納得した、休憩も終わり又俺は走りだしたがヨカンには今日中には着きそうに無かった、何処かに余り人目に付かずに家を出せる所が無い物かと辺りを見回しながら歩きだした、ちょっと大きめの藪が有った其の向こうに何かの小屋の様な物が見えたので其処を見に行くと其処にはボロボロに成った狩猟小屋の様な感じの建物とは既に言えない倒れかけの物が有ったその奥には丁度家を出せるだけの空き地が有り其処を使わせて貰うことにした、家を出し結界を張りカモフラージュの為に成る魔法を考えていると、図書館の魔法の本に有ったインビジブルと言う魔法を思い出したこの魔法は周りに溶け込む様にする魔法で一見しても解らない様にする魔法だ、それを作り出して家に掛けると其処には何もない様に見えるまるで家を突き抜けて景色に成っていると錯覚させている魔法だった。
其処で次の日まで過ごしてヨカンの町に入り冒険者ギルドに行って見た、ここの町からは川が二手に分かれて居るが左手に行くと幾つかの開拓村が有るだけで最後には行き止まりに成るらしい、右手の川を行くと開拓村を通りダンジョン都市ルカトに着くそうだ、ヨカンの町にはそのル-トを行く商人の護衛の依頼が多数あるが矢張りチ-ムでの依頼が多くDランクチームがその主体の様だ、俺の様にAランクには依頼料の相場がDランクの10倍になるそうで特にソロの冒険者は雇わないそうだ、俺は其処まで聞くと諦めが着いたのでさっきここに来る時に見付けていた宿に向かった、宿は時間も早く空いていたので今日はここに1泊する事にする。
ヨカンの芳醇亭を出てヨカンの町を後にして街道を進んで行く事に、ヨカンからダンジョン都市ロカト迄は凡そ800kmは有る歩きでは普通で20日掛るが俺にはフライが有る。それとこの前作り出したインビジブルを併用すれば昼間でも飛べるはずだった、今日は其の実験を兼ねてフライで行く事にしていたが途中の山が高いとフライで越えられないかも知れないと思っていた、其処は図書館で調べた時には2000mの山を越え乍ら行くそうだ、そしてもう直ぐ冬に成ると其処は雪に閉ざされて身動きが取れなく成るそうだし、昨日で12月に成ったので峠を越えるとしたら15日位の間に越えなければ危ないらしい、俺は人の無い所でフライトインビジブルを併用しながら飛んで居た、峠は2000mも無さそうだが1700m位の高さが有った、俺のフライはどうやら海抜仕様の様で1500mが限度の様だった、なので苦しくなって来たので人の居ない所で降りてインビジブルも解除した、海抜1000mで降り其処で暫く休み此処から700mの登りを行かなければ成らない、それともう直ぐに日が陰る時間に成って来る山の日没は早いと言うか山陰に入るのが早い、俺は明るい内に山の中に入り家の出せる場所を探した。
山の気温は日陰げと共に温度が急激に下がり始めた、俺の家は壁に耐熱素材は入って居ないので冷えが襲って来た俺は家の壁を急遽2層構造にして空気の壁を作ると冷えが止まって来た、俺は簡単な食事とパンで腹を満たすと風呂に入った最近は石鹸も作り使用するが別に汚れはクリ-ンで落ちているのだが頭は別の様で洗わないとかゆくなることが分かった、風呂を出てリビングでジュ-スを作り飲んでベットに潜りこんだ、朝早くに起き出して家を収納し街道に出て来たがまだ誰も歩いて居ない様で俺のマップには緑の点が自分より下の方に多く居たが動いていない、その日の内に山を越えて800m位降りて来たのでフライに切り替えた。
峠を越えると今度は川が見えて来た川の名前はコ-トン川でアライ海にそそいでいると書いていた、川が見えてくるとあと300km位でダンジョン都市ロカトに着く事に成るので、手前で人の居ない所に降りてそこから歩く事にする。ロカトの手前5km位に降りて休憩を取りつつ町に入り冒険者ギルドに遣って来た、先ずはここで宿を紹介してもらえるか聞くことにした、ギルドの受付は今は暇そうでまだ冒険者が帰って来るのは早い時間帯だった、宿は教えて呉れたが地図は無いそうで道順を聞いただけで直ぐに覚えた、それから俺はタグを見せてここのダンジョンの特徴を訪ねて見た、受付嬢は「ここは30層からは色んなエリアが有って冒険者も苦労するそうです。」と言った。
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