第8話 ルルコのダンジョン制覇
俺は45層でグレイトの楯を助けて今は50層のボス部屋の前に来ていた、あそこで助けなかったら彼らは全滅して居たかも知れないと今も思っていた、彼らはあそこから引き返し40層に戻り外に出た筈で俺が先に進むと言うとここからは魔物が強力に成るので気を付けてねとそこで分かれそれから今はここに居た、取り敢えずボス部屋に入り接近せずに鑑定する積りで入って来たのだ、ボスはオーガキングだ右手には雷さんんが持って居た様なこん棒を持ち左手には何時手に入れたのか分らないが楯を持って居た、最近はここ迄来た冒険者が居ないと聞いて居たので可成り前の物だろうと思ったが良いものなのか結構輝いていた、レベルは60と成っていたが今は俺の方が上の様だったが秘かに自分のレベルを確認すると65に成っていてちょっと安心していた。
俺は接近する前にこいつを倒したら一旦外に出る事にしていた、食料が尽きる寸前に成って居たのが其の理由だが大分魔石なども溜まっていた、俺はオ-ガキングを倒す為に近づいて行き先ずはサンザ-ボルトをを放ち痺れさせようとしたがオーガキングは俺の魔法を弾き飛ばした、俺はそれを見て慌てた初めての経験だったからだが俺の動揺しているのを見逃さずオ-ガキングがこん棒を振り降りして来た、俺はそれをショ-ト転移で避けると今度はオ-ガキングが何が起こったのかわから無いらしく狼狽えていた、俺はチャンスとばかりに剣に魔力を纏い十文字切りで一閃したオーガはその場に崩れ落ち魔石に成った、傍には立派な楯が落ちていて鑑定すると防御力が30も有る名品だったが俺は楯は使わないギルドに戻りうることにした。
俺は今50層の裏の石碑に触れて其のまま外に出て来てギルドにいた、冒険者ギルドの買取窓口に来ていてそこにはトラングさんが居たので買い取りをお願いした、トラングさんは「ダイキチさん。長く潜っていた様だね大丈夫だったかい」と言っておれに「此方に出して呉れ」と言いながら籠を出して来た、俺は其処に魔石を入れていくと見ていたトラングさんが「今の魔石はオーガキングじゃ無かったかい?」と言ったので俺が「そうですよ50層のボスです」と言うとトラングさんが慌て始めた、「50層まで行って来たのかい」と言いながら確かに慌てている。それを横目で見ながら俺は楯も出して見るとトラングさんが楯を見て益々慌て始めた、この楯はこの地を収めるグレイト王家の物で約100年前に王家の第二王子が共5人とダンジョンに潜り創始者の偉業を越えたいと訴えて帰って来なかった時の物だと言った、確かに楯の端にはグレイト王家の紋章が入って居た。
それからはひと悶着有ったが楯はギルドが預かると言って行った切どうなったのか分らないがトラングさんが俺のタグを持って行って奥の部屋に入って行った、それから中々トラングさんが帰って来ず俺は待たされていたが奥の部屋の扉からやっとトラングさんが出て来て俺にタグと金の入った袋を渡して来た、タグは金色に光っていてよく見るとARと成っていて袋には白金貨10枚と金貨60枚が入って居た、俺はトラングさんに聞いて見た「お金がこんなに入って居ますが良いのですか」と聞くと、トラングさんが楯のお金だと言ったので成る程と納得していた、俺はそれからギルドを出て市場の方に買い物に行き食材を大量に買い込んだ此れだけ有れば20日位は大丈夫だろうと考えていた、それとルルコの町を出て誰も居ない草原に来ていて家の作成をしていた、ダンジョンの中では家を作るだけの壁が出来ずに今まで止めていたが外でなら作れるだろうと踏んでいた、この時には俺の記憶も殆ど戻り俺は異世界に転移して来た事を理解していた、俺は年の割にラノベに精通していたしお宅気質だったのが今に成って幸いして俺の異世界生活に不安が無くなっていた。
家も作れた1LDKのワンル-ムだが風呂にトイレにキッチンが当然付いて居た、作り上げた家を魔法バックに収納してからルルコの町に入り直してダンジョンに再度入った、俺は今は50層の裏の石碑に来ていて51層に今から降りる所だ降りると洞窟の様だが今までと違う雰囲気が有りこう言う雰囲気は俺も経験して居なかった、暫く進むと其の雰囲気の謎が解ける事に成って何となく安堵していた、ここのエリアは死霊系の魔物が多く居て最初に来たのがスケルトンの群れでこいつ等には火魔法か光魔法が無いと苦戦する事に成る。俺は其の両方共に持って居てフォーリ-ボムを多用する事にフォーリ-ボムは光魔法の爆発系の魔法で死霊系には有効だと図書館の本に有った、それで作って置いた魔法でスケルトン30体を2発のフォ-リ-ボムで蹴散らせた、其処からは60層までは洞窟が続き60層のボスがスケルトンキングだった、こいつは今迄のスケルトンとはレベルが違う様でフォ-リ-ボムが効かないと言うか此方が放つ魔法をレジストする力が有り俺は考えた、どうする奴はレベルが高く此方の対抗魔法を所持していた、俺は奴の攻撃をショ-ト転移を繰り返し交わしていたがやっと閃いた、この部屋を全体にレジストにレジストを掛かる様に魔法を掛けた、俺がフォーリスピアに魔力を集めショ-ト転移で接近してスピアをぶち込んだスケルトンキングはそれをまともに受け消えて行った。
スケルトンキングが消えた後には魔石以外にデカい宝箱が1個有った、俺は先ず鑑定して見た宝箱にはよく罠が有ると地球のラノベが言っていたからだ、しかし罠は無く開けると中には見事な剣が入って居た攻撃力が50と言うとんでもない剣で鑑定すると大地の剣と言う名前の剣で材質がアマダンタイトで俺が初めてアマダンタイトと出会った瞬間だった、しかしこの剣も弱点が有ったそれは魔法が纏わせることが出来ないと言う事だったが、そんなのは関係が無い程の切れ味で当たる瞬間に切れているみたいで不随の鞘に納めないと当たる所が全部ばらばらに成った。
60層の裏の石碑に触れ最深に向かい歩を進めて行く事にして後10日か15日の食料が有った、61層は草原で降りて行くと其処にはマンイ-タ-と言う魔物が佇んでいた、大きさが半端ない20mは有りそうで触手がウネウネと動き回り此方にも伸びて来たが大地の剣で叩き切った、マンイ-タ-は根も伸ばして来ると根と触手との2面攻撃をして来たが俺が魔法ニブルヘイムを放ち焼いてしまった、火はまだ燃えていたし当たりがクロイ煙が立ち込めていた、俺は一旦階段に避難したが草原はまだ燃えていてこれは不味ったと思い考えた、マンイ-タ-も植物だ火には弱いが草原が燃えると此方が移動出来ないのが面倒だった、何かいい方法が無いか考えているとふとドライフラワ-を思い出した、生活魔法に在る乾燥をもっと強力にすれば植物位乾燥させることが出来る筈と考えて魔法を作り上げたドライ魔法だった、ただ今はまだ試せないがその内又試す事が出来るだろうと思っていた。
ほぼ1日くすぶり続いた草原を進み始めると草原が墨に成ってしまった感じだったが62層に来ると又草原だった、階段下にバッグから家を出して見て中に入り風呂に入った、久しぶりの風呂に感激して長いこと浸かりふやけて来たし夕飯は自分が作らないと誰も作って呉れない、風呂を適当に切り上げ夕飯を作り早く寝る事にしたが俺は家に念の為結界を張りもしもの時様に対処した。
10日で70層のボス部屋に辿り着きボス部屋に入ると其処に居たのはノ-ライフキングだった、レベルが88と高く今の俺とほぼ同じで苦労したが何とか倒し宝箱をゲットした、鑑定すると罠も無く中身は大地の鎧が入って居たので装備して防御力を見ると50だった、其処にはもう一つ今までと違う事が有ったのが階段が出来ていた事だった其処を降りると大きな水晶の玉が浮いて居て、俺に行き成り頭の中に言葉が響いて来た人族がここに来るのは2度目です300年程前に来たフジノミヤ・グレイトでしたか彼以来ですね。俺はコアに色々聞いて見たフジノミヤ・グレイトは異世界人でしたあなたと同じようにと言ったのには驚愕したが俺はやはりと思った。
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