第4話 ダンジョン都市ルルコ
王都について初日は図書館に入りびたりもう一晩グレイの微酔亭に泊めて貰ったが銀貨7枚で今日も泊めて呉れた、次の日の早朝には王都を出てダンジョン都市ルルコに向かっていた、王都からは50km程の道のりで夕方には町に入り宿も確保できた、宿でその日は休み明くる日にはギルドに寄り掲示板を見ると魔石の採集が多く張られていた、 多いのはオ-クの魔石10個とかが多く有り珍しい所ではオークの金玉と言うのが有った、オークの金玉は精力剤として使い可成りの効果が有るそうだが玉が二つで金貨2枚と言う依頼だった、オークの金玉はオークから取るのじゃなくドロップアイテムなので10匹倒しても出ない時は出ないらしい、それで行くと安い様な気もするがこれは常設依頼と言って何時でも買取はして呉れる様だった。
ここで先日図書館で調べた世界の常識の中の色々を紹介したい。
この世界は1年が360日で1カ月が30日1日が24時間と成っていた、季節も春、夏、秋、冬、と表現するみたいだが国によって季節の長さが違う様だった、今居るこの国は大陸の南の最西端に位置していたが季節はもう直ぐ秋に成る様だ、俺がソ-リンの町に来て4か月程経つので来た時は春だったのかこの国は冬も寒く無いそうなので春と秋は長いそうだ、お金はこの世界共通だそうでどの国もそれに意義は出ない様なのが不思議で単位はダルと言うそうだが、誰もダルとは言わないそうで鉄貨、銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、白金貨と有るそうだがその上に紅金貨と言うお金が有るそうだが流通をしているのか怪しいと図書館の本にも書いて居る位で見た事が無いそうだ、一応表にして見たがこんな感じになる。
1時間-----60分 (分単位迄)
1日------24時間
1カ月-----30日
1年------360日
1月~3月 冬 4月~6月 春 7月~9月 夏 10月~12月 秋(地方によって違う)
7月1日が夏至になり一番1日の日中が長いし12月30日が冬至に成り一番日中が短い、太陽は東から出て来て西に沈むのは一緒だが月は2個有る様でその時によって位置が違い、重なると地上の引力が小さくなるそうだ、なので海が5m程の潮位の違いが有り2カ月に1回発生すると言う事だ、なので海辺の住民は少し高い所に住んで居るそうだ、北の方では潮位が10m程も違う所が有るそうで2カ月に1回の事をダルコと呼んでいた、お金は次の通りに成っている様だ。
鉄貨-----10円-----10枚---銅貨
銅貨-----100円-----10枚---銀貨
銀貨-----1000円-----10枚---大銀貨
大銀貨----10.000円-----10枚---金貨
金貨-----10万円------10枚---大金貨
大金貨----100万円------10枚---白金貨
白金貨----1000万円------10枚---紅金貨
紅金貨----1億円
大体の事はこれで分かったがその都度変わりが有れば俺の記憶を書き換えるとする。
俺は今ルルコの冒険者ギルドに来ていた、受付でダンジョンに付いて聞いて見た、
「俺はダイキチと言うDランクだ今日からダンジョンに潜る積りだが情報を得たい」と言うと受付嬢は「私はマリカナと言います。頑張って下さい」と言って呉れた、「ダンジョンの情報を聞きたいのですが良いですか」と言うと、「ハイどうど、何でも聞いて下さい」と明るく言って呉れて惚れた、マリカナさんは黄色の髪をセミロングにした美人で身長165cm位で出ていた、可成りの大きさが有りそうだとメロンを見ていて目を慌てて逸らしたが見詰めた事はバレていそうだった、俺は話題を変える事でその場の流れを変えて現在の最深はと聞くと「50層が以前の最深だったそうですが、初代様が制覇して階層が増えたそうで今は解りかねますが50層より深く成った事は確かです。」と答えて呉れたが、俺は「其の最深じゃ無くて今潜っている冒険者の最深は」と聞き直した、すると受付嬢は小さな声で「すみません」と言って「現在は王都の冒険者チ-ムでBランクチ-ムでグレイトの楯で40層迄到達しています」と答えて来た、俺は其処で違和感が在ったので又聞いた「初代様はソロで50層に到達したのですよね。チーム5人で40層までですか?」と聞くと、マカリナさんが「以前より魔物が強く成っているそうで中々深く潜れないそうです」と答えて来た。
俺は受付で大体の情報を仕入れてダンジョンの入口が有る方に行く事にした、其の途中に食材が売って居たのを3日分程かい持参したバッグに入れる振りをして魔法バッグに入れた、このバッグが又凄い性能で時間停止と容量無制限に成っていて何でも入ったが生きている物は入ら無かった、そしてダンジョンの入り口に行くと其処には衛兵が3人も居た、タグを見せろと言われお前はソロかDランクだし無理はするなと言われて銀貨1枚の入場料を取られた、俺は「銀貨1枚は毎回居るのですか」と言うと
「そうだ毎回居るこのダンジョンは王都の管轄に成るダンジョンの管理料だ」と然も当たり前の様に言ったが管理はしていないだろうと突込みを入れそうになったが辞めた、それから入り口には石碑が有りそれに触れて中に入る様に言われたのでその様にして1層に来た。
ここでもう一度スキルを確認した。
☆ ダイキチ(人族・男)17才 レベル 10
HP 150
MP 150
知力 80
器用 50
運 70
スキル ・創造魔法 ・剣技 ・錬金術 ・鑑定 ・記憶力強化 ・探知
エキストラスキル ・魔法バッグ(特)・言語理解
創造魔法レベル4 ・ファイア-ボール ・ウインドシ-ルド
・ウインドスピア ・アーススピア
・ヒール ・ファイア-ランス ・ウオ-タボ-ル
・ウオタ-ランス ・ハイヒ-ル ・肉体強化
・頭脳強化 ・壁作成 ・魔力錬成 ・視力強化
・ウィンドカッタ- ・ファイア-ボム ・ストップ
・重量軽減
剣技 レベル5 ・スラシュ ・横払い ・十文字切り ・十文字クロス
・唐竹切り
錬金術 レベル5 ・錬金 ・鉱石錬成 ・物質融合 ・鉱石鑑定
・鉱石鋳造 ・形形成 ・剣の作成
鑑定 レベル5 ・鑑定が出来る ・物質の内容が分かる
探知 レベル2 ・100m先探知が出来る
結構上がって来たしそれともう一つ以外と言うか記憶が徐々に思いだして来て居る感じがする。俺は地球と言う星に暮らしていたと言う事を思い出したが何故ここに居るのかは不明だ、後はなんか朧げに頭に浮かんで来るのだが頭にカスミが掛った様にはっきりと思い出せないが最近分かったのはレベルが上がると記憶も戻ると言う事だった、今はレベルを上げる事に専念して行きダンジョン制覇をして昔にフジヤマ・グレイトが辿った後をあの本に書いていた様に実践する事を思い浮かべていた、ここはまだ1層の入った直ぐそこなので魔物が寄って来ないのが幸いしていた、ここからは2層に向かって進んで行く事にしたが先ずは探知して見た、探知はMPが殆ど減らずにやれるし便利だったので常時魔法に作り変える事にした。
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