第2話 初依頼の資材運びと昇格


 俺がギルドで受けた資材運びの場所を書いて貰った簡単な地図と共にその場所に着くと、親方と思われる人にギルドで貰った紙を渡すとよく来てくれた資材運びが進んでいないんだよやっと来てくれた宜しく頼むと言いながら運ぶ資材の所迄付いて行って呉れた、そしてこれを建築現場の傍の空き地に置いて行って呉れと言い残して又現場に戻って行った、資材の傍にはリヤカーの様な運搬用の二輪車が置いてあったので使わせて貰い夕暮れ迄運びその日は終了した、ギルドに帰り棟梁にサインをもらった紙を持ってギルドに帰ると達成料金が貰えた、銀貨8枚の報酬でその日は飯に宿に在りつけたと言ってもギルドに最低の宿で銀貨3枚で泊まれた、飯はギルドの食堂で銀貨1枚あれば鱈腹食べれた、俺が受付嬢に汗を流せる所無いですかと聞くと裏の解体場に井戸があり自分で組んで使って呉れと言われた。


 二日目も昨日の資材運びが掲示板に有ったので受ける事にした、場所や仕事は解って居たのでそのまま受けると現場に遣って来た、棟梁に挨拶すると又来てくれたのかい有難い昨日と同じ作業だ宜しく頼むと棟梁に言って貰った、今日は昨日より朝が早くて昼までに資材を運び終えてしまったすると棟梁が一緒に昼飯を食おうと誘って呉れて頂く事にした、昼飯を頂き休憩しているとそうだステ-タスを確認して置く事にした、俺がステ-タスと唱えるとうす緑の居たが出て来たので確認すると


 ☆ ダイキチ(人族・男)17才 レベル 3


 HP   30

 MP   30

 知力   20

 器用   20

 運    20


 スキル ・創造魔法 ・剣技 ・錬金術


 エキストラスキル ・魔法バッグ(特)言語理解


 創造魔法レベル1


 剣技  レベル1 


 錬金術 レベル1 

 


 俺は自分のステ-タスを確認したが分からない事が有った、ステ-タスの中に創造魔法て何と言う事を考えていたがまるで分らないその内分かるだろうとその時は思っていたが徐々に飛んでも無い魔法だと分った、そんな事をしていると棟梁が時間が余ったのならこの仕事も手伝って呉れ、後でギルドに出す書類を渡すからと言い出したので、俺は暇だったしまだ帰るのには早い手伝う事にしたのは鉄を打ち楔を作る手伝いだった、親方が俺を連れて来たのは槌を打ち鉄を変形させていく工程を見ていたが其れを見ているだけで出来る様な気がして来た、俺が試しに遣らせて貰う事にして槌を持つと撫でか頭に遣り方が浮かんで来た通りに遣って見ると鉄が楔に見る見る内にに変形して行った、傍に居た親方もその模様を見て「お前は以前遣って居たのかい」と聞いて来たが俺は咄嗟に「記憶が無いんです」と答えた。


 そして俺が撃った楔を資材として運び終えると親方が遣って来て「ご苦労さん。これをギルドに渡して呉れ」と言って書類とお金が入った袋を渡して来た、この金は今日の楔作りの金だ仕事が早くずいぶん助かったし仕事が捗ると喜んでいた、それからも棟梁の所に5日通い色々な仕事を遣らせてもらったが何故かどれも直ぐに呑み込み仕事をマスターして行った、結局棟梁の所には7日通い仕事をさせて貰いギルドに帰ると受付嬢が「おめでとうございます。これでEランクに昇格ですタグを出して下さい」と言って来た、俺が渡すと直ぐに別のドアを開けて中に入って行って直ぐに戻って来た時には手に鉄のタグを持って居た、それを渡して来て「おめでとうございますこれで外の依頼も受ける事が出来ますよ」と受付嬢が言った、今日の稼ぎは銀貨で20枚に成った。


 これでやっと外の依頼を受ける事が出来る様に成ったが外の世界には魔物が居るそうだ、なのでギルドで装備はしっかり揃える様に言われたがそんなに自由に成る金が無い、今日でやっと銀貨35枚に成ったが1日最低でも銀貨5枚は必要に成るギルドの宿が銀貨3枚だが飯に偶にエ-ルを飲むと銀貨2枚は出て行くのだ、町の門兵にはこの前に銀貨1枚の払いはして来たが剣は安くても金貨1枚位する筈だ、俺は35枚の銀貨を持って武器屋に往って見る事にしたが矢張り剣は高い、一応全てを見て見るも最低で金貨1枚の値が付いて居るしとても買えない、ふと見ると樽に無動作に突き刺した剣が10本程あった、それを聞いて見ると剣を買いに来た連中が下取りをしろと煩いから買い取った奴で手入れもして無く錆が浮いて居たりと酷い状態の剣で売れないからそれに入れていると言う返事だった、俺はさっきから剣を見ていて思い付いた事が有ったので一旦店を出て他を見て来ると言った、そして品物を見定める何か無いかと思っていると鑑定と言う言葉が思い浮かんだ、それを創造魔法で創れないかとさっき閃いたのだ俺は物を見定める目鑑定と思い浮かべるとピコンと鳴った、今の何と考えていたがもしやと思いステ-タスを確認すると鑑定と言う魔法の一種が生まれていた。


 鑑定の魔法が出来た事を確認するともう一度先程の店に戻り樽の中の剣を鑑定した、1本目はただの鉄の剣で可成り痛んでいた、2本目も先程と同じ様で錆びもういていた3本もの剣は鑑定すると鉄とミスリルの合金で錆が剣全体に広がっているが研ぐと治りそうだった、この剣は幾らですかと聞くとその剣は可成り酷い状態だ負けて銀貨10枚だと言った、俺はこの剣を買う事にして砥石が有るか聞くと銀貨1枚だと言われたが買い自分で研いでみる事にした、ここからは錬金術の分野に成る筈だ錬金術はこの前の棟梁の所で使った槌でレベルが上がって居るので使える筈だと踏んでいた、

矢張りレベルが上がって居て研ぎが速やかに出来て剣が輝きを増した、これで剣は何とかなった次に薬草の知識やこの町の周辺の情報が欲しくなった。


 俺は冒険者ギルドの受付に来ていた、今は昼過ぎの13時頃だ受付は空いていたし言うなれば誰も冒険者は居なかった、この町は王都グレイから約200km程南に有る半島の先に在る町で人口1.3千人程の町に成り主産業は漁業で成人すると殆どが王都に行って仕舞うので人口の流出が激しい過疎化が始まった町で若者が少ない、それでも近くに有る山の麓の森には魔物が住み偶に出て来て人を襲うので冒険者が必要で王都では食い扶持を確保できない奴が流れて来て居た、そんな連中でも居ない寄りましでゴブリンやコボルトが主な魔物なので役に立って居た、そんな魔物もオ-クとかが出ると役に立たなく成るのだが仕方が無い、オークが現われると10人程で取り囲みボコる事に成っていた。


 序でにこの国はグレイト王国で人口が110万人程の国でこの大陸の一番西に位置していた、この大陸は7つの国が有り其の北方にはドワ-フの国とエルフが住むと言う島が在るそうだ、全部で9つの国が有ると言う事だがエルフは国宣言はしていないそうで人口も解らないし島が全て森に成っていて入れないそうだ、ドワ-フの国はドワ-フが7割と人類が約3割だそうだが偶にエルフが居て薬師やポ-ションを売って居ると言う事だった、そんな事を冒険者ギルドの書庫で見付けた本に書いていたしもう一つ興味のある本が有った。


 


 




 

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