俺は異世界のダンジョンをすべて制覇する
つとむ君
第1話 ここは何処俺は誰?
俺は傍と気が付いた、確か俺は住んで居た紀州の川に涼を求めて足を付けていた時に女性の悲鳴が聞こえた方に頭を向けると次に誰か助けて娘が流されたと言う叫びが聞こえた、俺は泳ぎには自信がありその声に反応していた様で女の子を助ける為にそちらに向かい走った、丁度足を付けて居たので川の水の冷たさは感じ無かったので直ぐに泳ぎ出そうと思ったが何も持って居なかった、流された女の子と一緒に泳いでいた子が浮きわを持って走って来たのが見え俺は咄嗟に女の子に浮き輪を借りた、と言うかほぼ引きむしった感じだったと思うが覚えていない、川幅はそれ程広く無い凡そ50m程で深みは10m位だろうと目安を付け無我夢中で女の子の元に急いだ、ほどなくして女の子に辿り着き浮き輪を女の子の手に持たそうとしたが女の子は俺にしがみついた、俺は突然しがみつかれたために川の水をしこたま飲んでしまった、逆に俺が焦り溺れている事が頭の隅に浮かび川の流れも緩くまだ浅瀬には遠い、チラと見えた女の子は浮き輪を掴み目を見開いて此方を見ていたが俺は其処まで覚えていたがその後どうなったのか記憶が無い。
俺が気付いた所は町に繋がる道の様な所だったが道と言ってもアスファルトもセメントも敷いて居ない道で中央が盛上がり両サイドが轍の様に成っていた、その道を見て行くと道の向こうに町の様な所が見えたので取り敢えずそちらに向かい歩いた、10分弱で其の町の様な所に着いたがよく見ると町と言うよりまるで砦と言う感じの所だった、高い塀が連なり町を囲っている様に続いていたが大きな門が其処に在り馬車が3台止まり歩きの人も数人が並んでいた、俺も町に入ろうと考え其の列の後方に並んで見た所どう見ても並んでいる人々は日本人では無さそうで先ず髪の色が違った、目の前に居る人は190cm程の身長と髪が緑色だしその前の女性も髪の色が赤だった、俺の意識の中では在り得ない色で俺は何かの撮影かも知れない西部劇かもと思ったが話している言葉は日本語だった、俺は可笑しいな西部劇じゃ無いかそしたらもっと詳しい事話してよとまるでミルク〇-イの漫才宜しく考えたが他の情報は無い。
暫く並んでいると俺の順番が来た、一歩前に出て門衛に言った「町に入らせてもらえますか」と言うと門衛が首をかしげながら「タグは持って居るか」と聞いて来た、
俺がきょとんとして聞いた「タグて何ですか、貰ったこと無いのですが」と言うと怪しい奴と言いながら詰め所の様な所に連れて行かれた、其処で名前を聞かれるが俺は「アレ名前何だったか思い出せない」と言うと、門兵の一人が「やはり怪しいと言うかこんな奴の話を聞いた事が有る自分の事を忘れて仕舞、名前も思い出さない生まれ故郷も思い出さないと言う奴が前にも居たそうで頭を強く打つと偶にこの様に成る事が有るそうだ」と言った、すると傍に居た門兵が「それならステ-タス開けば名前位分かるだろう」と言いながら俺にステ-タスは見た事有るかと聞いて来たので俺が「ステ-タスそれは何ですか?」と聞くとやはりステ-タスの事も忘れている様だ、俺が見本を見せると言いながら「ステ-タス」と言うと薄緑の板の様な物が目の前に出て来た。
そして俺にステ-タスの事の説明を始めた、ステ-タスとは自分の現在のレベルや名前とスキルなどが表示されていて他人に見せないと念じると自分だけに見えると言う魔法の一種の様な物だ、と説明して呉れたが俺が逆に魔法と言う言葉に反応した、
「魔法ですか、使えるのですか」と聞くと誰でも使える様に成るど修行すればなと言った、門兵さんに聞くと努力次第では生活魔法と言う物を誰でも使える様に成るらしいと言った、そして俺にステ-タスと唱える様にと言ったので俺はステ-タスと言って見た、するとさっきも見せてくれたうす緑の色の居たが現れたので門兵が「其処に名前が入って居るだろう」と言って来たのでもう一度見直すと名前が有ったダイキチと入って居た、俺が「ダイキチと有ります」と言うとそうかダイキチか珍しい名前だなと言いながら何かに書いていた文字を見ると見た事が無い文字だったが俺にはその字が読めた。
それから名前は解った出身地はと言ったので見ると「チキュウと書いています」と言うとチキュウ聞いた事ない村だなと言いながら「まァ、いいか」と言った「お前はダイキチと言う名でチキュウ村出身だと言いながら本来は入場にはタグを持って居ない奴には銀貨1枚貰うのだが今日は良いから後日稼いで持って来い貸しだ」と言った、俺が稼ぐのにはどうせればと門兵が「冒険者ギルドに登録するとタグも貰えるし其処に在る依頼を熟せば金も稼げる」と教えて呉れた序でに場所も聞いて於いた、俺は先ずは冒険者ギルドに登録する為に聞いた場所に向かい歩いていた、聞いていた所には剣と盾の絵が描かれた看板があったので此処がそうかなと思い中に入った、入り口は押すと両方が開くドアが有り何処かで見た事有るなと言う感想だったが思い出せなかった、多分思い違いだろうと思い直し受付の様なカウンタ-が有ったので其処に行って見た、すると若い綺麗な女性が「いらしゃいませ。本日はどの様な御用件でしょうか」と聞いて来たので、俺が「登録したいのですがお金が要りますか」と言うと手受付嬢が「数料は銀貨1枚ですが後日の入金でも良いですよ」と言って呉れたので「登録でお願いします」と言うと、「分かりました。それではこの水晶に手を乗せて下さい」と言って丸いガラス玉の様な物をカウンタ-に置いた、俺は言われた通りにその水晶玉に手を乗せたら薄い緑のヒカリが漏れて来た、「ハイ、OKですよ」と言いながら後ろに在るドアを開けて入ると直ぐに出て来て「これが貴方のタグです」と渡して来た、見るとダイキチFRと入って居たので受付嬢に聞くと「Fランクと読みます」と言った、そして「ギルドの説明は要りますか」と聞いて来たので俺は「はい、聞きたいです」と答えると説明して呉れた。
その説明を要約するとギルドにはF~Sランク迄ありギルドに貢献するとランクが上がり最高はSランク冒険者だそうだ、受付嬢は尚も続ける「依頼は入り口を入った所の右手に張り出して居ますその中から自分のランクに有った依頼を剥がし此方に持って来て下さい、そして依頼を受ける事に成ります。ランクによって難易度も上がるので当然受け取る金額も違いが出ます。Fランク者は町中の依頼のみが受けれる対象に成ります」と言った、俺はまだ今日の泊る場所も決めていないし飯もまだ何も食べて居ない事を思いだした、俺が受ける事が出来る依頼が有るか掲示板を見に行くと手紙の配達と建築中の資材運びが残っていた、俺は手紙は配達が出来ない場所が道が皆目分からないので却下して建築中の資材運びをする事にした。
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