第7話 閉ざされた口
拓也「ふぁ〜。。。」
どうやら眠ってしまっていたみたいだ。
台所ではおばあちゃんが夕食の支度をしていた。
拓也「おばあちゃん、あの写真のことなんだけ、、」
遮るようにおばあちゃんは、
おばあちゃん「拓也は覚えてないのかい?」
夕食の支度をしていたおばあちゃんの手が止まった。
おばあちゃん「拓也がその真実を聞く勇気があるなら話してもいいさ」
おばあちゃんの後ろ姿は少し怖く感じた。
拓也「覚えてない?なにか僕に関わることなら聞くよ」
おばあちゃんは再び夕食の支度を続けた。
おばあちゃん「わかったよ。時間のかかることさご飯でも食べながらだね」
僕はこの後どんな事を語られるのか
なんの予想もできてなかった。
真実を受け入れるのに
こんなにも時間がかかるとは...
写真1975 くろいひつじ @Totoro26
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