第6話 本当の顔

明日見side


山崎と別れ、カギを取りに職員室に向かう


その時、明日見はこんなことを考えていた


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はぁ~山崎くん

今日も...


とっっっっっっってもかっこよかったです~‼


顔を見ていたら私

あまりのまぶしさに目がやられてしまうところでした


そう。

明日見は熱狂的な山崎ファン


いや

ヤンデレである


今日も山崎くん。

かっこよかったですし


日記に付けておかないと


※これで7冊目です


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6月1日 


今日の山崎くんは少し疲れていました


これは私が介抱してあげないといけないと思う


いえ、絶対そうです


ただ、山崎くんから女の臭いがしました


私以外の女と話すなんて一か月ぶり位です


今までは私が山崎くんに近づこうとする女は

私が手をまわして極力”ゼロ”にしてきたと言うのに


私が近くにいない時間ですか


私が最後に見たのは山崎くんがブ〇クオフから出てくるところでしたから


...その後?


いえそれはあり得ません


だって山崎くんが家に帰るルートは

人気ひとけのない公園だけ


公園で誰かにあった?


でもあの時間帯に公園にいる人?


まず小学生はないとして


...考えるだけ無駄ですね


なぜかって?


それは...


山崎くんを”見ている”時間を

増やせばいいだけなんですから


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「............っおい」


??


「...おい聞いてんのか明日見?」


「あれ?どうされましたか先生」


「お前さっきから職員室の前を七、八週してたぞ」


「え?そうでしたか。すみません先生」


「ったく 次から気をつけろよ。」


「分かりました」


「で、カギだろ?どうせ」


先生が手に持っている鍵をわたす


「あ、ありがとうございます。先生」


先生から鍵を受け取り

山崎がいる教室まで小走りでいく


あ~早く山崎くんの顔を拝みたいです~


そして山崎くんと教室で二人きりになりたいです~


私にとってあの時間が学校に来ている理由として

他ならないです。


あの時間がずっと続けばいいのに


なんで山崎くん以外に生徒がいるんでしょうか


山崎くん以外

私はなにもいらないのに


山崎くんに見てほしいから1年から

ずっと成績トップを取り続けているのに


山崎くんは私の事

全然見てくれない


山崎くんが私を見る目


あれはもう...


母が子供を見る目ですよね⁉


悲しいですよ私は


こんなにアピールしているのに


なんで気ずいてくれないんでしょうか


私の好意は一方通行なのでしょうか


………


そう考えている内に

教室の近くにに着く


ここは

平常心。平常心


大きく深呼吸をし

2年1組まで走り出す


「山崎く...」


彼女の目の前には

銀髪のロングヘアーで

身長が170くらいあって(私は162くらい)

とても美人な女性が山崎くんと話していた



誰ですかあの卑しい女性は


明見日の目のハイライトが消える


私の山崎くんに話しかけるとは

いい度胸してますね


その時山崎もこちらに気づき

手招きしてくる


「あ、明日見さん。ちょっと来てもらえますか」


山崎くんが私を求めてる⁉

すぐに行かなくては


明日見は20メートルもない距離を小走りで向かう


「や、山崎くん。何でしょうか」


声が裏返りそうなのを必死で抑える


「じつは...明日見さんに聞いて欲しい話があってね」


!!


これはまさか...


山崎くんまさか


となりの女性と


そういう関係に


「な、何でしょうか」


泣きそうな声で言う


「実は...」


ゴクリッ


「隣の女性。高ノ宮さんと言う人でね」


??


思ってた答えと違いますね


「ずっと保健室通いだったんだけど...今日から教室だから」


「はい?それで」


「高ノ宮さんをサポートして欲しいんだ」


!!

山崎くんに頼られるのは...

すごく快感ですね


これは引き受けるしかありません


「でもクラス分からないですし」


山崎くんに女が増える訳にはいきませんし


「いや。2年1組で俺らと同じらしいから」


「な、なるほど」


あ~神よ

こういう時だけ頼りにならないのはなぜですか


しかもその高ノ宮とか言う女と親しげそうに話してますし


すると今度は高ノ宮が話始める


「あたし、高ノ宮雫って言います。よろしく」


あれが人に物を頼む態度ですか‼


まぁ~山崎くんに免じて今回は許したあげますけど


「すみません明日見さん。こいつヤンキーまがいなもので」


ヤンキーまがいですか


いい度胸してますね


そんなやつと山崎k


瞬きした瞬間、山崎にボディーブローがさく裂する


その場で山崎は倒れこむ


明日見は思考が停止しかけた


そして脳をいつもの回転量に戻しこう言う


「や、山崎くん⁉大丈夫ですか⁉」







朱華ナツメです(^▽^)/


明日見side

作ってみました


明日見はヤンデレ山崎大好きッ子です


暖かい目で見てあげてください


※最近忙しくて

作れませんでした。2話しか作れませんでした

ほんとっっっっっっうにすみませんでした

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