第14話ファラオの呪い
1922年11月4日、世紀の大発見をしたのは考古学者ハワード・カーター。
彼は墓に穴を開けて、ツタンカーメンの棺を発見した。
財宝も見つかる。
ツタンカーメンは古代エジプト18代ファラオ。
妻はアンケセナーメン。
ツタンカーメンは19歳ぐらいで亡くなる。
暗殺説が多い中、最近の研究では、マラリアで亡くなったと言う説が有力らしい。
さて、ファラオの呪い。
このツタンカーメン発掘に関係した人々が次々と死ぬ。6人も。
最初は、カーターに資金援助していた、カーナボン卿。
直ぐに亡くなり、周りは呪いだと言った。
しかし、実際は髭剃りで傷を負い、ばい菌が入り肺炎で亡くなるのだ。
カーターはだいぶ後に亡くなった。
計6人も亡くなったのでファラオの呪いと言われるようになった。
カーターは後にこう語る。
ツタンカーメンの妻、アンケセナーメンが棺にそっと矢車草を置いていた。
「矢車草と花束が他の財宝より美しかった」
と。
未だにツタンカーメンの死因は議論されている。
若きファラオは何を思い、夭折したのか?
足の骨に異常があり、足は不自由だった。
アンケセナーメンが献身的であったと、矢車草が証明している。
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