第10話パリは燃えているか?
国民社会主義ドイツ労働者党の党首ヒトラーは1933年〜1945年までドイツの権力者であった。
1939年9月1日。
突然ポーランドに侵攻する。
一時期、欧州のほぼ全土を支配下に置き、ソ連へ侵攻した。
危険な遠征である。
かつて、ナポレオン・ボナパルトもソ連の遠征をして、大失敗した。
やはり、ナポレオンと同様、ナチスは冬将軍に勝てなかった。
ここから、世界の情勢が変わってくる。
三国同盟の時、ヒトラーは3000年負けた事のない日本が仲間になってくれた。と演説し、日本はドイツがソ連に勝つと予想していたので、ドイツの降伏を聴くと、日本も戦意喪失状態に陥る。
ナチスの占領下において、パリ市民が一斉に蜂起した事を知ったヒトラーはドイツ軍令司令官コルティッツ将軍に、
「敵に渡すくらいならパリを灰にしろ!跡形もなく燃やせ!」
と叫んだ。
有名な、
「パリは燃えているか」
の発言はこの辺り。
そして、ドイツの敗退が決定的になった、1945年ベルリンの戦いの前にヒトラーは自殺したのである。
その数ヶ月後、日本もアメリカに降伏した。
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