第2話 ハイビスカス

今日もスプリンクラーを作動させ、いつもの一日が始まる。


のだが


「うーむ…」


実は、妖精の数名から言われてしまったのだ。


『たまにはハーブティー以外のも飲みたいなあ』


そして現在悩み中なのだ。


「やほー⭐︎メイドちゃん」


現れた赤い明るい妖精。


「ああ、ハイビ…やほー」


「ハイビじゃなくてアロハちゃんって呼んでって言ってるのにー」


彼はハイビスカスに宿っているハイビ。


何故かアロハと呼ばせたがる。


「何かお困りみたいだねー、聞こうか?」


「うん…なんか他の妖精達からハーブティー以外のものが飲みたいってさ、それで悩んでる」


「なるほど〜、深刻だねえ」


ハイビは考える素振りをした後、口を開く。


「そうだ!ハイビスカスを使ったジュースはどうかな〜?パイナップルジュースと合わせるといいよ〜」


「なるほど!名案!ありがとう、ハイ…じゃなくてアロハ」


「いえいえ〜」


というわけでジュースを作ってみる。


まずいつもの手順でハイビスカスティーを作る。ちょっと違う点は濃いめに作るというところだ。


そしてできた後は、ハイビスカスティーを冷やす。



〜〜〜〜

冷えたようなので、冷蔵庫から出す。


そして冷やしてる間に買ってきたパイナップルジュースをハイビスカスティーと混ぜて完成!


「わあ!ハイビスカスのジュースだ!」


「トロピカルな香りがします!」


妖精達が集まって来たのでティータイムの時間だ。


〜〜〜〜

「今回の名案だったっしょ?」


今回はとても好評だった。妖精達が満足してくれて良かった。


「うん!助かったよ本当にありがとう!お礼するよ」


「大丈夫大丈夫!私が飲みたくて提案したから借りとか気にしなくていいよ〜」


「ありがたや〜」


まあ今回の美味しかったし良かったと思う。


            

            To Be Continued

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バーバル・フェアリー 揺月モエ @nakamoe0429

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