第4話料理好き

学生時代、父親は長距離運転手、母親は介護で夜勤もあったので、飯は自分で作っていた。手の込んだポトフとか。

また、すじ肉の赤ワイン煮など。

うどんも打った。成人してからも、独身時代が長かったので、自炊していた。 

だから、料理エッセイを書いているのだ。

漁師さんと母親が友達で、伊勢海老を箱いっぱいに詰めてくてれ、母親は伊勢海老なんて料理したこと無いから、僕と弟は色んな料理にした。贅沢に伊勢海老を縦に真っ二つに切り、バター焼き、お造り、伊勢海老の味噌汁などなど。

日常の料理に伊勢海老を惜しげもなく使った。

後、冬になるとジビエだ。

キジは刺し身、ウサギは煮込み、シカ、イノシシは焼き肉にして食べた。もちろん、肉は枝肉なので、出刃包丁で切り分けた。

シカなんて直ぐに変色するから、切り分けた肉は塩水に浸ける。

家庭料理を作っていると、店の料理の味付けがだいたい分かる。

不味くても決して文句は言わないが、二度と注文しない料理もある。

料理には自信がある。

お造りがもっと上手くなりたい。

3枚におろして、皮を引きながら切れば良いのだが上手くない。

ま、料理人では無いので知識があれば良いだけ。

料理事書いていたら、腹減ってきたな。

今はスーパーやコンビニのお世話になっている。

1人分作るって難しい。だから、2年前から自炊は辞めた。

母も近くに住んでいるので、母に頼っている。

包丁も暫く握っていない。

あるのは、料理の知識だけ。旬のものに詳しい。

後、食材の歴史。

例えば、焼鳥のネギマはネギマグロの略なのだ。

昔、冷蔵機器がない時代、マグロはネコマタギだった。それを、焼いて食べようとして、ネギマが出来たのだ。

こんな感じ。

ま、ビールに合う料理は全て美味しいと思う。

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