一声

星るるめ

一声

好きなものを好きと


嫌いなものを嫌いと


言える星で会えたなら


僕らもっと 君はきっと


尽きない呪縛に抱き込まれ


日々に喰われてく身体に


「自由でいいよ」


解放と開放をくれた


無責任で無垢なその声


フリーズしてる間に


押しまくっちゃってた


あらゆるコマンドが


一気に実行されてくような


目まぐるしい好感覚だ


眠り方、息の仕方、


本能で覚えてることすら


一旦忘れてしまいそうなくらい


瞬く間に


僕が今 僕は今


広がり放たれてゆく


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一声 星るるめ @meru0369ymyr

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ