第22話 条約締結へ向けて...
◆──天才たちの答え合わせ──◆
晴れ渡る青空、眩しい太陽の輝きが秋冬の寒さを心地よく和らげる昼さがり、
ヴィネアたちはグラスディーンから見事にセヴァークへと帰還した。
人々に歓迎されながら、セイヴローズ城に入ると、
重臣たちが皆並んで出迎えてくれた。
その中には黙って微笑むターネスや、
にこやかに笑うユリーナの姿もある。
ヴィネアに一通りの出迎えが済んだあと、
ユリーナはまずヴィネアについていたハールと、国境付近で合流した将軍ジャンスの元へ向かった。
そして城内の廊下で、2人と向かい合ってユリーナは声をかける。
「ハール、ジャンス将軍!長い道のりご苦労だった」
まず労いの言葉をかけ、ハールの肩に手を置く。
にこやかに微笑むユリーナの笑顔を見て、
ハールもその任を全うできたと思ったのか、
安堵したような顔で敬礼で返した。
それを横目で見ていたジャンスは、鼻を鳴らし、
咳払いをする。
それに気づいたようにユリーナはジャンスの方を向く。
「ジャンス将軍もご苦労、大儀である。しっかりと休んでくれ」
とユリーナは握手をしようと手を差し出す。
ジャンスはその手を一瞬チラリと見たあと、
握手をしないで軽く礼をして
「大将軍のご命令に従っただけの当たり前のことだ」
と言ってすぐにその場から去っていく。
「全く、素直でないやつめ」
ユリーナはジャンスの気まぐれな態度に、
軽く呆れながらも、ハールとともにヴィネアの待つ王宮へと向かう。
王宮には旅から帰って着替えたヴィネアが、
ターネスをはじめとした司長たちと挨拶を終えたところだった。
ヴィネアは司長たちが王宮から去ると、
ほっと一息をつく。
長旅の疲れか、自国に帰還した安堵からなのか、
やけに疲れて眠気を感じた。
自らの額を手で押さえ、椅子に座ってため息をつくと、
一気に疲れがおしよせる。
「はあ...少し休むべきでしょうか」
独り言を呟くと、侍女が外から
「陛下、大将軍が面会を求めております」
と声が部屋に響く。
それを聞いたヴィネアは勢いよく立ち上がった。
「すぐに通しなさい!」
少し気分よく、即決でユリーナを通したヴィネア。
まるで疲れが一瞬でも消えたかのように。
だがヴィネアはユリーナと話したかった、
もちろんグラスディーンのこともだが、
なにより彼女が策をハールに授けたおかげで無事に帰国できたのだ。
まず礼を言いたいと思う、ヴィネアらしい優しさだった。
ユリーナが部屋に入って礼をすると、
ヴィネアはすぐに彼女の手を両手で掴み、
無邪気な子どものようにぴょんと跳ねる。
「ユリーナ義姉様、またこうやって会えて嬉しいです、本当に...」
瞳はやや潤んでいるようで、
ユリーナはそれに驚きながらも優しく抱擁をした。
一国の王とはいえ、一人の女の子には辛いこともあっただろう。
それを察して、今はただ王と家臣の垣根を越えて、
義理とはいえ姉と妹として振舞ったのだ。
それからヴィネアはユリーナに感謝だけでなく、
グラスディーンまでの道のりや、戴冠式のことなど、
そして帰り道にことも話をした。
スッフマーの峠を越えた先の村で、村民に助けてもらったことも。
ユリーナはそのことを内心では策が見事に成功したことに安堵しながらも、
決して表情に出さず、
ただ驚いたフリをしながら微笑む。
「それでユリーナ、ダイターの砦に着いた時、砦を通過させてもらおうとハールが門の外から声をかけたのです。
すると門の上にたくさんの兵が待ち構えるように並んでいたのです。
私もどうなるのか不安で不安で...ハールも一戦を交える覚悟だったそうです」
ヴィネアはあの時を思い出し、馬車の中で震える気持ちを押し殺して時が経つのを過ごした記憶で、
瞳に影が生まれ、表情も少し強ばったものになる。
ユリーナも心が痛み、
しばらく黙り込むヴィネアに
「それで、どうやって窮地を脱したのですか?」
と続きを促した。
するとヴィネアは我に返ったように元の表情を取り戻す。
「そうでした、門の上から長い髭の白髪の大柄な男が現れ、こう言ったのです“お待ちしていたぞ!”と。
私たちは最初、追手が先回りしているのかと思ったのです。
しかし、その大男は笑いながら、こう叫びました“ぜひ入られよ”──」
~~~~~~~~~~~~
ダイター砦でハールが門の前で待ち伏せされたと思った時、
長髭の大男は、自らの髭を触りながら豪快に笑った。
「ぜひ入られよ!ただいま開門いたしますぞ!」
予想外の言葉に馬上でハールは呆気にとられた。
まさかすんなり入れてもらえるとは思ってもいないのだから。
だが、まだなにか企みがあるかもしれないと思い、
何時でも抜剣できるような体勢で、
ヴィネアに砦に入ると報告をして、自ら先頭を進んでいった。
だが、砦の中は全く緊張感がある様子もなく、
むしろいつも通りなのか兵たちは仕事をしながら、
むしろヴィネアたちを歓迎しているようだったのだ。
ハールとヴィネアが進んでいると、
先ほど門の上にいた大男が目の前に現れる。
その大きさは、馬上のハールに背伸びをしただけで届きそうなくらいの長身に、
壁のように貫禄のある体。
ハールは驚きを隠しながら、堂々と大男の前まで馬上で警戒しながら近づいた。
「これはようこそ、ダイターへ。
ワシはエクサー・ラウ・コンドバル、我が御館様の命令により、ここでヴィネア女王様たちをお待ちしておりました」
エクサーと名乗る大男は、そういうと丁寧に礼をして、
ヴィネアやハールの方を向く。
大柄で豪快な振る舞いを想像していたハールは、
その見た目とのギャップにまた意表をつかれたような気がして、
一瞬警戒心が解けかけた。
だがすぐに気を引き締め、
ヴィネアに合図をすると、ヴィネアも馬車から顔を出し、
礼を返す。
「ところでエクサー殿、待っていたとはどういうことですか?」
ハールが鋭い目つきで尋ねる。
しかし馬上からの眼光をものともせず、
エクサーは髭を触り、
ニヤリと笑う。
「我が御館様は、本国の不審な兵の動きをいち早く察知し、ヴィネア女王様を狙っていると考え、帰国の途につく女王様たちを手助けせよとの命を授かり、待っていたのです。
まさに今日の夜、皆様がこのダイターの砦へやってくると」
ハールはこの言葉を聞き、胸に衝撃が走った。
自らも全てを計りきれなかったユリーナの策を見破り、
それを助けるようとするという内容に。
そして次にその御館様が何者なのかということに。
「御館様とは、一体どなたのことですか?」
ハールは急激に警戒度を高めて尋ねる。
その声はまるで窮地に陥った者のように切羽詰まったものに近い声音で。
「我が御館様...それは、我が国唯一の特別最上位の騎士で、特別な精鋭たちを集めた我ら守神騎士団の騎士団長であり、クライエル王の妹君アトレーナ様です」
エクサーは尊敬の意を表すように、丁寧に力を込めてその名前を口にしたのだった。
──いまアトレーナと──
馬車でヴィネアは心当たりがある名前が聞こえ、
黙ったまま反応を示した。
そう、ユリーナから聞かされていた、
天賦の才を持つクライエル王の妹。
今回は別の任で戴冠式には出席しなかったと聞いていた。
ハールもその情報を共有していたため、
懐疑的になる部分がある。
「我々がここを通るとよくわかったのですね」
ハールが相手の考えを探る意味も込めて尋ねると、
エクサーは髭を撫でながら豪快に笑う。
「フハハハ、御館様はとても聡明であるのだ。
さあ、時間もない...休んでほしい気持ちもあるが、
国境まで我々も護衛に同行しましょう!」
エクサーの提案を受け入れるかハールはヴィネアに委ねる。
視線を感じたヴィネアは、今の状況を考え、少しでも人手が多い方が安全だと考える。
彼らを信用するかしないか、仮に彼らが嘘をついていようが、いまいが、
今は望みを託すしかないのだと。
それから彼らは国境を越える直前まで護衛をしてくれた。
そして別れ際、エクサーはハールにこう告げたという。
「ああそういえば、御館様からの伝言だハール殿。
“我らの国内の情勢を考慮した帰還の策、実に見事であった”と大将軍様にお伝えせよとのことだ。
よろしく頼んだぞ!」
最後まで豪快に笑いながらエクサーはヴィネアたちを見送った。
その長い髭を撫でながら、
国境を越えても響くような大声で。
~~~~~~~~~~~~
現在
ヴィネアとの会話を終えたユリーナは仕事のために王宮を離れる足どりが重かった。
それは仕事に対することではなく、
その話の内容だった。
──私の考えていた策を見抜けるとは。それも私が発案したことまで見抜いている...やはりアトレーナという者は只者ではない。もしグラスディーンと事が起きれば、必ずや災いとなるだろう──
未来を憂う思い、見えない者へに恐怖や不安がユリーナの頭の中を埋め尽くす。
王宮の階段をゆっくりと下りると、
空を見上げる。
青空に雲が点々と浮かんで、実に心地よい天候だ。
だが、ユリーナはそれをただの良い天気とは思えない。
いずれ近いうちに訪れるだろう、乱世を思って。
~~~~~~~~~~~~
ヴィネアが帰還した日の夜、同じ頃グラスディーンの都エピュネーにあるエーペリア神殿の敷地内の池の前で、
空に浮かぶ月を見上げながら立ち尽くすアトレーナの姿があった。
瞳を閉じて空を見上げるその姿はなにかへの祈りなのか、
それとも懺悔なのか、誰も知りえない。
するとしばらくしてアトレーナの近くに、
クライエルがやってきた。
人の気配を感じて振り向いたアトレーナは兄だと気づいて礼をする。
するとクライエルは礼には及ばないという合図をし、
池の前まできてアトレーナの横に並んだ。
「ヴィネア女王を狙って勝手に兵を動かしていた者がいたと聞いたぞ妹よ。
私に隠れてだ、私はこの国の王であるのに...」
細々とした声を聞いたアトレーナは、クライエルの顔が見なくても手に取るようにわかり、
あえて彼を見ずに池を眺める。
池の水面は夜風で揺れ、小さな波が見えていた。
「この夜風はお身体に触ります故、ぜひお戻りを、はやくお休みになられてください」
話を変えようとするアトレーナの声。
だがそれをかき消すようにクライエルはアトレーナの方を見る。
「やはり私よりもそなたが王になるべきなのだな...」
弱々しい声で呟くクライエル。
その言葉を聞いた瞬間、アトレーナはやや怒りにも近い、
悲しみを胸に宿しながら水面越しにクライエルの歪んだ顔を見た。
「なにを言うのです兄上、私は兄上に従います!」
アトレーナの声は力強い、クライエルとは対照的な決意の声だった。
だがクライエルはため息を大きくつく。
「そなたを信頼し、従うものは多いが、私はそうではない...私はそなたほどの武勇も知略も持ち合わせてはいない、ただの病弱な男なのだ。
後継者争いで担ぎ上げられ、結局家臣たちに隠し事までされている。
なあ、妹よ...私が亡くなったら──」
「その話は...ご遠慮願います。私はいつまでも兄上に剣となり盾となるだけですので」
クライエルの言葉を強引に遮るように、
アトレーナは話を終わらせた。
するとクライエルは夜風にやられたのか、
咳ごみ始める。
アトレーナはそれを介抱しながら、神殿に入っていく。
夜風は既に冬のように凍えるほど冷たい。
グラスディーンでのある一夜の出来事だった。
◆──必須条件──◆
「我々は強く反対致します!!」
議事堂内で五大司長の1人、
建土司長クロカート・ダートンの声が響く。
それに加勢したように、
カートナーをはじめとした司長や、
文官たちが頷いて反対の異を唱える。
そう、ヴィネアが帰国した翌日、
溜まりに溜まった国政のための定例議論が行われたのだが、
その日はヴィネアが持ち帰ってグラスディーンとの条約締結をするか否かの議論で話は持ちきりだ。
主に文官たちが大声で話し合い、
武官たちは話に参加しながらも、発言することよりも各々が頭の中で考えを巡らせていた。
「陛下、もしグラスディーンと貿易をすれば、我が国の財を与えるのと同義です」
「その通り、そしてグラスディーン側の特産は北方で採取できる植物の繊維でつくられた反物などに加え、
一部食料品も含まれています。
もし相手の品が安く手に入り、国の産業が荒廃しては元も子もありません!」
「しかし...大陸を離れた異国同士での貿易だけでは時と財に負担がかかるのは事実であろう?」
「万が一天災が起こった際などは、農業や産業に限界があります。
実際祖覇王様の時代に起きた日照りによって民たちは、途方に暮れて倒れていくものが多かったでしょう」
賛成派と反対派で意見が衝突し合っている中、
しばらくしてターネスが一度場を整えた。
そして静かになったところで、ついに口を開く。
「陛下、彼らのいうことはどれも確かに正しい。
そしてこの条約の益も不益もありましょう。
しかし、私の見たところでは、この条約には穴がまだ多いと思いますれば」
ターネスがいつものようにしかめっ面でヴィネアに話す。
玉座でに座るヴィネアは、ついにターネスの意見が聞けると思い、
議論を聞いいていた時以上に構えるように耳を傾ける姿勢をつくった。
「では大司長、その穴というものがなんであるとお思いですか?」
ヴィネアは誰にも流されない、ターネスの心意を素直に聞くため、シンプルに尋ねた。
これが最善だということを、ヴィネア自身もわかっている。
そして尋ねられたターネスは、ヴィネアに会釈をして背を向けた。
そしてその場にいる全員に向かって聞こえるように立ち上がって、
体全体を使って説明を始める。
「この条約、陛下がクライエル王から互いの国の利益のためにと聞かされたこと、嘘偽りはありますまい。
しかし、明確な取り決めには全てグラスディーン側が提案してきたものが多い。
貿易を行える場所や日時の取り決めだけではない、関税の裁量や、貿易中の不法行為による治外法権など、様々です。
よって我々としても利となり不利ともなりうる条件を、
同じくらい要求せねば国同士の均衡関係に加え、民たちからも不満が生まれるでしょう!!」
珍しく皆を煽るように訴えるターネスに、ほかの司長たちは空気で圧迫されているような気持ちになる。
その空気を感じとったヴィネアも、
静かに生唾をのみ、目の前のターネスに向かってさらに尋ねだす。
「では大司長はどのような案がおありか?」
「では僭越ながら、ご提案いたします。
まず、輸出入の品の取引場所は国境に近いバルバデルダム川のグラスディーン領内の街ハサリーとなっていますが、
我々もそこから最も近い街ジャッケルンでも行えるように致しましょう。
そしてそれぞれの領内の問題は基本その国の法で、それぞれが裁くこと。
これは最低でも必要な条件です...税の問題はそこからまた練っていけばいいだけの事!!」
ターネスはくるっと回ってヴィネアの方を見る。
そして目がなぜか自然とあった。
その迫力ある眼光は鋭く、とても老齢とは思えない。
ヴィネアは瞳から、心臓に強い衝撃が走ったように、
議論後にターネスの言葉の意味の真意を尋ねる必要があると思ったのだった。
~~~~~~~~~~~~
議事堂で議論は翌日以降に持ち越しとなった。
ヴィネアはその後公務を行いながらも、
ターネスを呼び出そうとして、
その時が来るのを待つ。
しかしその前に、今日は静かに座っていたユリーナの意見を聞くことにしたのだ。
ラヴィアは政はターネス、軍事などの外交はユリーナと述べていたが、
気心知れるものとして、信頼できる人間の意見を沢山聞きたかったのだ。
公務の休憩中に王宮に入ったユリーナとヴィネアは大きく美しいテーブルをはさんで、
わずかな時間に意見をかわした。
「ユリーナは今回のこの問題をどう思ったのですか?」
やや疲れた顔をして尋ねるヴィネア。
そしてユリーナもその顔をみて、
自らの考えを言うべきだと判断した。
「重臣たちの中には、各土地の貿易を地方の太守を傘下におくことで、
それぞれの土地での商売の利益などを蓄財するものが多いです。
そしてヴィネア様もご存知でしょうが、我が国には2つの大きな派閥争いが存在しています」
「【金琉派】と【華連派】ですね...」
「ええ」
ユリーナが派閥を言う前に、ヴィネアは答えた。
そう、これはヴィネアだけでなく先代のラヴィアがも頭を抱えていた問題。
セイヴローズを再興したラヴィアの家臣たちは主にヴィネアたちの父の代から仕える者、
そしてその後に家臣となったものたちがいる。
中でも古くから仕える者たちで構成された金琉派、そしてラヴィアが挙兵した時またはそれ以降に従ったものたち華連派である。
金琉派は元々絶大な権力と勢力を持っていたが、
ラヴィアは華連派も同じくらい重用し、互いに拮抗させるほどまでの力を持たせた。
2つの派閥が牽制しあうことで、権力の濫用と、不正をなくそうとするのがラヴィアの政策だった。
しかし、ラヴィア亡き後はテファン・ラルダロッドの乱の影響もあり、
華連派の勢力がやや弱まってしまった。
どちらの勢力でもない中立なターネスや、
富と権力に媚びないために派閥に属さないユリーナのような家臣はほとんどいない。
そして今回、条約に乗り気でないのは金琉派の家臣たちが多かったのだ。
「もし交易が民たちの商売の利益に影響が出れば、彼らの財も減る。
ヴィネア様も独占商人の権を思い出してください」
ユリーナはヴィネアが王位を継いですぐの、賎人階級救済の視察のことを思い出させた。
ヴィネアも忘れるわけがない。
あれほど悔しさと無力さを抱えたことはなかったのだから。
「私も忘れてはいませんが...確かに民たちの不満は大きいかもしれません。
民を救うと言いながら、国の財のためにそれを覚悟しないといけないなんて」
自分の頭の中の矛盾を、思わず口にしたヴィネア。
それは自分自身への問いかけに他ならない。
心の小さい影を自ら探し出し、
自ら影を大きくしようとする。
その心苦しさをユリーナも理解できる。
「しかしヴィネア様、これも政治です。
多くの明るい未来のために、今を変えるのを恐れ、目を背けてはいけないのです。
結局逃げたとしても、遅かれ早かれ直面する問題でした」
だが、国全ての発展と一時の痛みから逃れるべきではないと、
ヴィネアに述べたのだ。
それを聞いてもなお、ヴィネアの顔色は晴れない。
この顔色を戻してくれるとすれば、もうターネスしかいないだろうと、
ユリーナは直感でわかった。
そしてついに、王宮にターネスがやってきたのだ。
(続)
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天才姉の後を継いだ妹、国を治めて復讐を誓う 朽琉 准 @kuryujun
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