第11話刺し身について

「刺し身」と言ったら、魚の刺し身を想像する方もいらっしゃるだろう。

読者諸君は、「刺し身」の語源を知っているだろうか?

多分、複数人は知っているでしょう。


室町時代は「刺し身」を「切り身」と読んでいたのだが、武家社会なので「切る」と言うのが縁起が悪いから「刺し身」と呼ぶようになったとある。


しかし、刺し身はその刺し身が何の魚か分かる様に、鯛なら鯛の頭や、尾びれを切り身に刺すから、刺し身と呼ぶようになったとある。

以前は、なますと読んでいて、刺し身なますが今は、刺し身になった。

また、お造りとも呼ぶが、あれは刺し身と同じだが、関西の方で使われる様になり、どこでも、刺し身をお造りと呼ばせる店もある。


刺し身とは、奥の深い理由が隠されていた。

また、他の呼び名もあるらしいが、混乱するので、書かない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る