第4話ミョウガ

この季節になると薬味に大活躍の野菜。

今日のテーマは「ミョウガ」


ミョウガは花のつぼみ。

茎ではない。花を僕らは食べているのだ。花咲いても、花も食べる事ができる。


ミョウガが食べられる様になったら、大人の仲間入りだ。


「ミョウガは食べ過ぎると馬鹿になる」

と言うれるが、逸話がある。


中国で物忘れの激しいお坊さんがいた。名前はシュリハンドク。

彼は、馬鹿だから自分の名前も忘れるので首に自分の名前をぶら下げほうき掃除ばかりしていた。

何十年間もほうき掃除。そして、彼は気付いた。

心の掃除も必要だ!と。

偉いお坊さんとなって、ほうきのハンドクと呼ばれた。

彼は、亡くなり埋められた。そこから芽吹いたのがミョウガ。

ミョウガは漢字で「茗荷」と書く。名前を背負うから、茗荷なのだ。


たが、それは迷信でミョウガを食べすぎても馬鹿にはならない。


この夏、ミョウガ三昧だろう。

皆さんはミョウガは好きですか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る