前のエピソード――９：死神霊子は僕にだけ冷たい　感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093080711847079/episodes/16818093081009266335

　いやぁ～、好きですねえ！！

　誰も！

　だれも！

　だぁれも！

　誰ひとりとして幸せにならない三角関係からしか得られない必須栄養素がぁぁ！！！

　人間にはあるんですよねぇぇーーありがとうございます！！！　ありがとうございます！！！！

　蔑ろにしちゃ可哀想だもんなと言いつつ、もはやいちばん酷い形で気持ちを蔑ろにされている菜月ちゃん！！

　その引き金を引いてしまった(ような形になってしまった)が故に、そして菜月ちゃんが幸せなのだと信じるために想いと口を閉ざすことになった空ちゃん！！

　蒼くんは……、蒼くんも失恋の痛みがあるのかも知れないけど、若干空ちゃんへの当て付けみたくなっていません？　難しい問いかけをして、答えられる状態にないのをわかっているだろうに立ち去って……これは……。まぁ、筆者はこういう言動をする子好きなんですけどね、恋愛ものの醍醐味だと思います！(というか筆者は全員蒼くんみたいなことする恋愛ものを書く人です)

　いや、本当にね、こういうままならない三角関係大好きなんですよね。誰がいちばん切ないのか……切なさでいうと空ちゃんなのかも知れませんね、伝えてもなお想いが本気だと伝わらないし。まぁ……菜月ちゃんがちょっとかなり可哀想なことになってしまいますけどもね。

　たぶん蒼くんもね、あの燻る気持ちを諦めきれないと思うんですよね。きっと近々訪れますよ……３人バラバラになるような修羅場がね！！(筆者は興奮しています。近寄らずに檻の外から眺めましょうね)

　ちなみにきょうだいものというと、双子の妹とその親友に女装させられてしまうほど可愛らしい顔立ちをした男の子と、そんな彼がついつい意識してしまう『外面完璧、中身はポンコツ』なお姉ちゃん(お姉ちゃんの下に双子がいます)の漫画を思い出してしまうのですが……。いやぁ、スケベな漫画だったなぁ(ちゃんと読むと話そのものはかなりシリアスなのですが、性やタブーがテーマになっていたのでほぼ毎回スケベな話が入る)。

　その漫画の好きなシーンの話をするとちょっと止まりそうにないので、脱線する前に『終わらない恋』の感想とさせていただきます。

(主人公の男の子が、ひょんなことから知り合った露出狂というかインモラル狂の女の子とその知人たちに連れられて乱倫パーリーに参加させられたときの話が好きだと無限に伝えています)