9話 

今日は文化祭初日、我が高校は文化祭を2日間に分けて行われる。今日の朝に行われる文化祭開幕式から始まる文化祭で僕たちはどのような経験を積み思い出を作るのか。


『ただいまより、第73回⚪︎×高校文化祭を開幕します。みなさん全力でハシャギ、サワギ、楽しんでください。』生徒会長である3年女子の開幕宣言をしたら全校から叫び声が聞こえてきた。


「じゃあ午前のシフトの人たちは開店準備を始めてください。風紀委員会に申請してもらった異装許可証は教室の見えるところに置いておくからシフト入ってない人もホールの人はメイド服で行動してください、宣伝になるので。裏方の人は簡易的な衣装を配布するのでそれを着てください着てれば最悪ホールの補助に回れるので。あと楽しんでください。それでは衣装に着替えて行動を開始してください。」B君はクラス全員に指示を出して男子は裏で着替えてメイクができる人にメイクをしてもらい、女子は更衣室で着替えてメイクをして教室に戻ってきて机を拭いて教室の扉につけた看板をクローズからオープンに向きを変えて軽いメニュー表を置いて教室の中に戻っていった。

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開店してからしばらくして初めてのお客さんがきた。

「いらっしゃいませ、お好きなお席へどうぞ。」メイド男がそう言って教室に始めて入った客を席に案内してメニューの紙を渡してきました。

「すいませーん、注文お願いします。」

「はい。」こんな感じで注文などを受けたり商品を席に運んだりしながら順調に働いていった。期待してたら悪いけれど迷惑客や予想外のトラブルなんてありませんでした。みんなで楽しく働いていて12時になるタイミングで次のシフトの人たちに午前の内容を伝えたりして僕たち1日目午前組(文化祭は2日に分けて行われます)の仕事が終わった。そんな感じでシフトが終わり僕と遼太郎と結衣の三人は他のクラスの展示を見に行った。

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あるクラスのお化け屋敷にて、

「ぎゃあああ。」遼太郎は上から落ちてきたこんにゃくが顔に当たって盛大に叫んでいた。

「はっはははh、遼太郎ビビりすぎじゃないの、そんな怖がらなくてもいいんじゃない。」結衣は最初の頃と比べて話し方が崩れた感じになって遼太郎としっかり仲良くなっていってるのがわかって嬉しく思う。

「まぁ俺はビビってないし。」遼太郎はそうやって強がりながらも結衣の背中に張り付いてビクビクしているのが面白く思えて笑ってしまった。

お化け屋敷でお化け役をしている生徒と僕は『怖いの強がって背中に隠れるのギャップすげえ。』と心の中で同じことを叫んでいた。

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いろんなクラスの出店で焼きそばやたこ焼き、唐揚げにポテトなどを買って学校の中庭にあるベンチに結衣と遼太郎の二人が座りながらお昼ご飯を食べようとしているのを僕とたまたま近くにいた謙の二人で中庭にある低木の中に隠れて様子を見ていようとしていた。

「あーん、しっかり口開けてくれないとできないじゃん。」結衣は遼太郎と買ってきたものを食べさせ合いっこしたいという発言から始まったが遼太郎は恥ずかしいから普通に食べたいと考えているせいで口を大きく開かないから結衣が食べさせにくくて少し怒っていたのを見て遼太郎が笑ってそれを見て結衣も笑っているのを見て僕と謙は友達が幸せな感じを見て嬉しくなって低木の反対側から出て自分たちも文化祭を満喫しようとしたら文化祭での巡回をしている生徒会の人に捕まって生徒会が不審者の話を聞く空き教室に連れてかれた。

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なんとか説明して生徒会に解放されて二人で校内を回っていたら葵と奏碁の二人が文化祭を見にきているところだったから四人で回ろうということになってここから四人で回っていこうということになった。

そこから僕らは出店でチョコバナナを買ったり音楽部のステージ公演を見てたら全員ガン⚪︎ムコスでガン⚪︎ム曲のメドレーをめっちゃ上手に弾くバンドがあったりし楽しんでいた。そんな感じで4人で回ったら文化祭1日目が終わりの時間になったから奏碁と葵は帰り僕らは一度教室に帰り今日でたゴミを捨てて明日の準備をして今日のやることが終わり明日はどこのタイミングでシフトに入るかを決めてそれぞれ帰路についた。


次回 多分最終回文化祭後編+8年後

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