5話

僕は学校で結衣と遼太郎に今日の放課後にツーリングを行うと言うことを伝えていて放課後に集合場所である、峠の中にある休憩所に集まりメンバーの確認をした、僕と奏碁と結衣と遼太郎を含めた多くの男女20名。

「今日は集まってくれてありがとう。今回のツーリングは峠を通り、太平洋側の海に出てそこで解散して自由に走っていいて欲しいと思う。」奏碁は今回のツーリングの発案者なのでそこら辺を軽く説明して、単車に跨って走り出した。


ーーーーーーーーー

峠のヘアピンカーブにて

「行ってやるぜ、スピードの向こう側にヨォ。」謙がそう叫んで慣性ドリフトで先行して行った。

「いくぜ兄貴、俺らも速攻でかましてやらぁ。」奏碁はそう言ったから僕は奏碁の後についてドリフトしながら走っていた。

そこから僕たちは全員で太平洋側に向けて走りながら雑談とかしながら二時間ぐらい走って休憩をするために道の駅に全員で止まってソフトクリームを食べていた。

「美味しいな。このソフトクリーム。」遼太郎は結衣と1つのソフトクリームを二人で食べながら感想を言い合っていちゃついているのを見ながら閃光の切り札につけている電飾の確認などの作業をしていた。

「おい兄貴、遼太郎と結衣さんが付き合い始めたのは聞いたけど遼太郎の性格変わってない?」奏碁は僕のところに来てそう言ってから単車に跨がってエンジンをかけていつでも出れるようにして他の参加者と雑談をしていた。

「そろそろ出て、海の近くに行って適当に飯食って帰ろう。」奏碁はそう言って走り出した。

「おい奏碁、僕はここから例の行動を実行するから後のことはよろしく。」僕はそう言って結衣と遼太郎の二人を連れて他の人たちが向かっている海岸とは違い駿河湾と静岡市が綺麗に見える日本⚪︎ホテルに向かって走って行きました。

ーーーーーーーーー

日⚪︎平ホテルに着いて中に入って行った。

「すいません、予約していた田中です。」僕はそう従業員の人に言いレストランに三人で向かって行き席につき注文を済ませて料理がくるのを待っていた。

「「太郎、今回はどういうつもりなのかな(ですか)。」」遼太郎と結衣はそう少し大きな声で僕に言いながらゆっくり座っていた。

「まぁまぁ、二人とも落ち着いて。こんな機会じゃなきゃこんなところで夕飯も食べないし、良い感じの雰囲気を楽しんでくれ。」僕はそう言うと僕だけ別で予約した席に座って一人で料理と景色を楽しみながら結衣と遼太郎のウブな感じを写真や動画で保存して楽しもうと思っている。


ーーーーーーー

二人ともご飯を食べ終わって景色を見ながら感想や今日の出来事などの雑談をしていた。

「今日は太郎にここに連れて来てくれたからこんな良い景色を見ながらご飯をかっこいい彼氏くんと食べれて。」

「だけど、なんか一言ぐらい言ってから連れてきて欲しかったんだけどね。」結衣と遼太郎がそんな感じで僕の方に向けて感想や意見を言ってきた。

「そろそろ出ないと家に着く前に警察に補導されることになるから二人とも先に外に出てバイクのエンジンをつけておいて待っててくれ。」僕はそう言って二人に外に出てもらって会計を済ませた。

ーーーーーー

「じゃあ街に帰ろう。」僕たちはそう言いバイクを走らせて元来た道を帰って行った。

「今回は俺らは良いところでご飯んを食うことができたが本来はどこでご飯を食って帰るつもりだったのか?」

「本当は漁港の近くの海鮮丼の店で食って解散になる予定だった。」僕は最初から二人を連れて別行動をして日本⚪︎ホテルのレストランに行くつもりだったから他の人たちが言ったところのことを紹介した。

「それもそれで楽しそうだったな。」

「それでも楽しく過ごせそうだった。」遼太郎と結衣はそうやって僕の苦労と思いやりがなくてもよかったみたいに言ってきた。

「「けど、友人のサプライズが1番嬉しいんだよな(ですよね)。」」二人は結局嬉しいことを言ってくれた。こう言うところがあるから僕は二人のことを最高の友達だと思っている。


そんな感じの話をしながら帰ったら遅くなってしまい母さんに怒られてしまったのはここだけの話




続く


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る