4話
結衣と遼太郎が付き合う事になった日の週明け。学校にて。
「遼太郎、今回はおめでとう。」僕はあえて遼太郎のところに行って煽り目的で話しかけに行った。
「お前よぉ、もし太郎に彼女ができた時には覚えてろよ。昨日のことを結衣に言ってもいいんだけどなぁ。」遼太郎にそんな感じで言われてしまった。
「僕に彼女なんてできるわけがないだろう 。できたら天変地異が起こるだろ。」僕はそう言う感じに言って席に戻って行った。
「あいつ地味にモテるのに相変わらず気がついていないもんなぁ結衣。だけど面白いから見てればいいよな。」遼太郎がそんな感じに結衣と話していた。ついでに結衣への呼び方が変わっていたのを知れてよかったと思う。
「そうだね、遼太郎。太郎の自分に対する好感への自覚が著しく低いのが問題であるけど面白いんだよね。」結衣もそんな感じで呼び方も変わっていて面白いと感じた。
「お〜い席につけ〜朝のSHRを始めるからな。」担任の
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職員室にて
「太郎、謙なんで呼ばれたか分かってるよな。そうだもちろん結衣と遼太郎が付き合ったことについてだが、お前ら二人は自由に動かせる不良たちや他の学校の生徒などがいるだろ、それらを使って例の二人の様子を見てもらおうってわけ。」オタク先生はそんな感じで怒るのではなく僕らに二人の監視に利用しようと考えてるのがバレバレなんだよなぁ。「すいません先生、今回の件で結衣と遼太郎に次やったらいけないと忠告されました。」僕はそういう感じで適当に流そうと思って話しました。
「俺もっス。」謙もそんな感じで適当に流していた。
「それなら仕方ない、と言いたいところだけど今回の件でのこちら側の情報の共有をしてやろうと思ったのに。」オタク先生はそんな魅力的な提案をしてきたからこの提案をどうにか利用したいという気持ちも強いが監視のデメリットが大きい、ここからどうやってオタク先生の提案を引き出そうかを考えていきたいと考えた。
「先生、今回のことなんですけども完全にそっちに協力することはできないんですけれども、僕らの下にいる奴ら数人を先生の元に送って情報収集を行わせる代わりにそっち側の情報をこっちに送ってくれればこっち側としてもかなりいいと思うんですよ。」僕はそのような提案をオタク先生にして少しゆさぶりかけてみようと思って行動をしました。
「しょうがないな、お前の提案を受けよう。」オタク先生がそう言い手を出してきた。
「分かったじゃあ明日から数人動かせるように準備しておくのでよろしくお願いします。」僕はそう返事して先生の出した手を掴み握手した。
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その日の放課後 田中家自宅にて
「ただいま、今日の夕食は焼き魚と味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、ご飯でもいい?」僕は帰ってきてから家族に夕飯の献立を宣言してマイバックの中にある2割引のシールの貼ってある魚のパックをとりあえず冷蔵庫に入れて、お米を研ぎながら日課のガ⚪︎ダムのアニメ鑑賞をしていた。ちなみに今見ているシリーズは鉄血のオル⚪︎ェンズです。個人的に好きな作品はU⚪︎と鉄⚪︎が機体とか設定などが好きだと思っていた。
「おかえり、おにぃ。今日の夕ごはん、私お肉食べたい。」僕の妹の
「葵、今日の夕飯はもう決まってるけど葵の分だけ少し冷凍のお肉を使って何か作るから今日は魚だよ。」僕は葵に甘すぎる自覚があるけれども仕方がないと思う。
「ただいま〜。兄貴、今日の夕飯のあと単車の整備して来んない。」そんな感じで玄関から帰ってきたリーゼントで革ジャンを着ている男は弟の
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夕飯後 奏碁の単車が置いてあるガレージにて
奏碁の単車は天使の羽のような装飾をした真っ白で赤黒い差し色のインパルスにハーレー用のピストンとシリンダーを組み込み、ロケットカウルをつけた単車で通称
「こいつの側面の塗装が少し剥がれちゃったからそこを塗って欲しいのとフレームの凹みを直して欲しい。
「分かった、じゃあ作業するからレンチやらの工具を持ってきといて。」僕はそう言って死を司る天使の杖の状態を見て奏碁が言っていた通りの状態だった。
少しっ時間をかけて修理をして試しに吹かして今日の作業を終わりにした。
「兄貴のバイク見せて。」奏碁にそう言われて普段乗らないからガレージの奥の方に置いてるバイク
「明日の放課後久しぶりにツーリングにでも行くか。」僕はそう言って部屋に戻って行った。
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