3話

「柳君、さっきナンパされてる時惚れた女って言ったけど私のことが好きってこと?」結衣がそう言う感じで話をし始めた。

「そうだよ、俺は結衣さんのことが好きだよ。」遼太郎がそんな感じで吹っ切れてヤケクソみたいに結衣のことが好きだと言う事を認めた。

「私も柳君のことが好きだよ。」結衣さんも照れながら遼太郎のことが好きだと言っていた。僕が望んでいたような展開になっているからここから遼太郎か結衣が少し頑張ってくれれば僕の役目は報われた事になる。

「結衣さん、俺は結衣さんの周りの人に向ける優しさや行動や仕草を含めた全てが好きです。こんな俺でもよかったら付き合ってください。」遼太郎が自分ではなかなか最後の1歩を踏み出すことができないがとうとう踏み出して結衣に告白することができていた。

「はいっ‼︎」結衣もしっかり返事できたのを見ることができたから、ここから僕は少しだけ遊んで帰ろうと動き始めた。

ーーーーーーー

僕は遼太郎が結衣に告白して結衣が告白にYESと返事したのを確認してから、一人遊園地をで遊んで帰ろうとしていた時。


「おい太郎お前今日、用事があるんじゃなかったのかぁ。」遼太郎に見つかってしまい遼太郎に呼ばれてしまった。

「やぁ遼太郎、結衣。僕は今日の用事が急になくなて暇になったから遊びにきたんだよ。」僕はそう言う感じで誤魔化そうとした。

「謙さんに聞いたぞ、今回の遊園地で起きたトラブルの大半がお前が仕組んだことだってよぉ。」遼太郎に全てバレてしまった。しかも謙からバレてんのは予想外だった。

「太郎、遼太郎くんに覚悟を決めさせるためでも不良数人に私をナンパさせるとはいい度胸しているじゃない。」結衣がめっさキレとる。やばいどうしよう、どうやったら結衣の機嫌を取り戻せるのかを教えて神様。『ないゾイ』はいないんですかぇええなんか神様らしい声が聞こえてきたんですけどこれに関しては今は気にしない事にして、ないのかよ結衣の機嫌を直す方法。

「すいませんでした、結衣さん。今回結衣さんたちに不良数人で煽ったり、ずっと茂みの中に隠れて様子を見たり、ちょっとジェットコースターに乗って怖がっている結衣と遼太郎の写真を撮ったり、お化け屋敷で怖がって出てくるところを写真で撮り、告白しているところを動画に撮りもうバックアップを取って家に帰ったら円盤にやいて保存するつもりでした。」僕は結衣と遼太郎の圧が怖すぎて今回やったことと帰ってからやることを全て自白してしまった。

「へぇ動画を撮ったり、怖がってるところを写真に撮ったりしたんだぁ。」結衣がそんな感じでジリジリと近づいてきた。

「後で遼太郎くんが怖がっている写真と告白している時の動画送って。」結衣が遼太郎に聞こえないように言ってきた。

「まぁ今回は太郎の事を許すけど次からは気をつけてね。今回の不良達みたいになりたくなければね。」遼太郎が今回限り許してくれたが次はないという感じで言われたから次からは完全にバレないように行動するのが大切だと思う。


ーーーーーーーーーーー

夜 結衣との電話


『…今日のやらかしはここでいいとするけど分かっているね、例の写真と動画を送ってくれれば許す。この条件で許す事にするけどそれでいい?』

結衣にそんな感じで交渉されたら断るわけにもいかず従って今日撮った写真と動画を送ることで結衣に許しをもらうことで許しを得る事に成功した。

「この動画で許してくれますでしょうか?」僕はなんか変な感じの言葉になってしまったがなんとか許してもらうことができた。

『じゃあ今回のことは許すからお前から動画と写真をもらった事を黙っておくように。以上。』結衣からこんな感じで言われて電話を切った。

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その後 遼太郎との電話


『…今回のやらかしについては詳しく言及することはやめておく。けれど告白の動画は消して欲しい。』遼太郎に告白の動画を消す事になったため、先に結衣に動画を送っといてよかったと思う。

「今回の写真を送ったからもう許して欲しい、今回の写真は高画質版も作ったりできるから欲しかったらください。」僕は遼太郎の機嫌を取るために高画質版の画像を作ったりする作業をしながらいった。

『まぁ今回は俺の行動や性格から最適な行動をしてくれたのは、わかるからあまり否定することが出来ないけれど、これからは大人しくしてほしい。』 遼太郎がそう言う感じで僕が悪くないみたいに言ってくれたからなんか申し訳なくなってしまったがなんかもうどうでもよくなってきたから寝る準備を始めた。

「僕はもう寝るから。」僕はそう言って電気を消して電話をきって寝た。




続く

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