大学は東大だ! 東大に行けえ! は嘘。

──『「世界から戦争が無くなって平和になりますように」(対馬丸沈没慰霊祭に参加した子どもへのインタビューの返し)』──

☆☆☆


 2024年8月22日(木)。21時42分。


 こんにちは。井上和音です。


 統合失調症の治験者に選ばれました! という嘘を書いて始めますが、統合失調症の治験者に選ばれたら「やっぱりそうだったか……日本政府!」と統合失調症が激しくなること往々にしてありそうです。


 私が実証実験の治験者というのは、まあ、妄想です。


 Xでも見てみましょうか。


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 「年末年始が9連休になることを初めて知った」


 「会話相手が誰一人いないのはきついな」


 「職場で会話相手さえ居れば」


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 本当にきついただの職場で居場所のないサラリーマンのよくあるつぶやきですね。きついと短い言葉しか出てきません。「あれ。今日私は声を発したっけ」くらいにいつも無言でPCをゆっくりと叩いています。こんなことを言ってはいけませんが、早く叩いて仕事を終わらせても、障害者でパートタイマーの私は色々と権限もありませんし、自分のメールアドレスも持っていませんし。ただぼーっと過ごすだけの、これが結構きついパートタイマーの仕事、けんなのですが、これに陥らないように勝手に体がゆっくりと作業をするようになります。


 実はサラリーマンあるあるなのかもしれません。やれる権限が無さすぎるのと、会話相手がいないのでピアノの音楽を聞きながらゆっくりと作業をしています。意図的ではなく、体がそうしろと命令している感じで。子どもが見たら「大人になったらこんなになっちゃうんだなあ」と絶望の顔で私をなだめてくれるでしょう。ありがとう。明日も仕事に行くね。


 サラリーマンあるあるというか、障害者雇用の中のラッキーな職場に就けた人のあるあるなのかもしれません。作業所で炎天下の中野菜を詰め続ける障害者の方々。頭が上がりません。私には無理です。


 私には私の人生があって、他の人には他の人の人生があるんだ。自分をそう責めなくていいんだよ。


 昼ごはんを食べていると、東大出身で仏師の方がいました。東大で演劇にハマり、演劇で食べていこうと思いましたが、挫折。ITエンジニアとして仕事をしますが、当時結婚していた彼氏に、お金を貢ぐために300万円の借金を背負い、ITエンジニアが終わった後もレジ打ちをして、それでも利息分しか返せなくて、離婚して、一人になって借金を返し終わり、新しい人と結婚して、仏師として生きていくという道を選んだ方でした。


 40代で子どもも二人。何度かテレビにも出ていたらしい人でした。


 東大、とか、頭がいい、とは言われずに、勉強ができた、と紹介がありました。


 例えば、熊本県知事の木村知事の「普通科はいらない」発言が遂に全国区で炎上してしまい、Xでの全国でのトレンドになってしまいました。木村知事は左手が無く、身体障害者です。片手で東大に受かり、法学部を卒業した後は、総務省の官僚を経て、熊本県副知事としてエリートの階段を登ってきた方でした。


 しかし、知事になってから色々と不手際が出てきてしまっています。


 二人に共通することは東大出身ですが、この二人を見ていても「東大出身でもこういう人生もあるんだよ。井上くんは勉強が出来ることを目標にしているみたいだけど、勉強が出来るからと言って尊敬されたり人生楽勝なコースに入るわけではないんだよ。勉強が出来ることを目標にしなくてもいいんだよ」と、誰かさんから言われているような気がしてしまいました。


 最後に、Xに載せた報道1930の感想を残しておいて終わりにします。自分の仕事のためのピアノの音楽を創ります。レパートリーを増やしたい。


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 「#報道1930

 「世界から戦争が無くなって平和になりますように」。今日のNHKニュース7で、対馬丸の撃沈を伝えたインタビューで子どもが答えた一言。NHKではウクライナの越境攻撃は報道しない。もちろん、ガザ地区の方が酷く、国際報道の中では優先されるべきは現在はイスラエルーガザ地区でのジェノサイドだろうとは思われる。そんな中、報道1930では2年前と比べてあまり世界から注目されなくなった、ウクライナからの侵攻の特集だった。アメリカが「もう停戦しよう」と呼び掛けても、現在のロシア支配地域を失うことは事実上のウクライナ側の降伏であり、ウクライナとしてはそんなアメリカの要求も断固として拒否する構え。それが具体的に出てきたのが、今回の独断によるロシアへの越境攻撃ということになるが、この越境攻撃はロシアというよりかは、ロシア市民へのポピュリズムであると同時に、もしトラ対策へのアメリカへの牽制の意味もある。小泉氏は「レッドラインがアメリカとロシアの間でバッグチャンネルとして共有されている可能性はあり、ある程度の越境攻撃はアメリカとしても黙認したし、ロシアとしても何の反応も見せないことが分かっていたのではないか」と指摘する。要するに政治の要人達にとっては駆け引きのゲームに過ぎない越境攻撃なのだが、それに巻き込まれるのはロシア市民や、総動員を受けたロシアの若き徴集兵たち。「世界から戦争が無くなってほしい」という子どもでも分かる現実は、世界の現状とは程遠く、結局のところ、侵略が破壊を呼び、また新たな小競り合いや小さな戦争が起こり続ける連鎖の中にいる。戦争が無くなることはウクライナにとって負けを認めることになる。戦争が続けば、ロシア、ウクライナ両市民の死者が増えていくだけである。国家の判断により、国民が死んでいく。この上位と下位の格差は市民の声が届くことなく、更に拡がって行くのかなと考えてしまう。時代は進めど人とナショナリズムの関係は全く変わることなく、世界から戦争がない平和な時代は程遠いのだと考えてしまう。」


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