第3話 歩く隣人
なんだか寝付けない
やっと熟睡でき、 目が覚め 良かったな と思い 、布団の中で まだ起きずに寝転んでいた 朝方のこと。
父が 私の布団の横を歩いていた。 珍しいな体調でも悪いのかな ?と思ったが 、声はかけず そのまま寝返りをしていた。
子供達も母もまだ眠っていたから。
朝ご飯の時、 「そういえば 朝方何してたの?」と私が、父に聞いていたら、下の子が、「 そうだよあんなに歩き回ってたら起きちゃうよ」と、言い出した。
「 今さっき 下の部屋に来たんだよ、それまでは 上の部屋から出ていないっ!」と 返事がかっえてきた。
「2人とも恐いこと言わないでよ!」と、母は言うが
1番恐いのは、私だよ……あんなに 歩き回ったって?
私は1回だが、次男には何回も 見えたということか……
夕方、「 そういえばさ 朝のじいちゃんの足 なかったよね」
「またさぁお隣だよね」と言い出した。
私は、また恐さを感じた この世に戻りたいのか?早く天国にいってよ!と思った。
両腕には鳥肌がしばらく続いた
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