第17話

2年生になりクラスの中でも

活発な人達と

静かな人達と

グループが明確になっている


僕は高校生活で目立たない為には

もう1人で居るのは逆効果

という結論に達した


いつも1人の黒縁メガネ君から

静かなグループに仮所属している

村人Aに転職した


文月菜々は彼氏と順調のようだが

葉月夜子は新田先輩と別れてるようだ


男子からの文月菜々人気は変わらないが

彼氏の居ない葉月夜子の人気が上がっているように思える


休み時間になると

他のクラスの陽キャイケメンが

葉月夜子を訪ねてくるようになった


男友達が急激に増えたようで

廊下を歩くと

色んなクラスの男子が

葉月夜子に声をかけて来る


軽い挨拶を交わして

葉月夜子は楽しそうに笑っている


文月菜々はアイドルのような

高嶺の花で緊張するが

葉月夜子はクールでさっぱりしてるので

男子は接しやすいやすいようだ


しかしその男子達はもれなく

あわよくば夜子と付き合いたい

という顔が見え隠れしている


葉月夜子もそれを楽しんでいるようだ


「葉月さんてエロいよな」

通り過ぎざまに漏れ聞こえる

男子の本音にも多分気がついているのだろう


葉月夜子は日毎に色気を増している


健全な男子の妄想と

健全な男子の性欲を糧に

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