鏡山神社

「ここが、鏡山神社…」


 初めてくるけど、不気味だなぁ…


 朝の日差しは太陽に遮られ、まるで夜のようであり

 山の上の境内へと続く階段は、、まるで肝試しをしているようなような怖さがある。


「よし、行くか…!」


 ----


 長い長い階段を登ると、今にも崩れ落ちそうな鳥居と

 神社の境内がそこにはあった。


 境内の中に入り私は辺りを見渡す


 社務所や手水舎などは崩れてしまっており、とても人がいたとは思えない

 しかし、神社の社殿だけは、今だにその姿を保っているようだ。


 私が社殿に近づくと、何やら暗闇に光るものがあるのが分かった。


 あれは……鏡?


 それは私の身長と変わらない大きさの鏡だった。


 私が鏡の近くに行くと、鏡の中は暗くなっており

 その中に一筋だけ光が見えるようだ。

 次第に意識がその光に吸い込まれていくように………










  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る