主人公A エチュード 会話

テーマ:1登場人物の外見的描写に重点を置く

テーマ:2登場人物の仕草に力を入れる

アプローチ:頭・顔・胴体足元の順序で描写する

アプローチ:相手の動きを見ている側の視線と動きを書くといい

例:髪を書く・首筋を書く


————————————————————————————


空に橙色が焼き付いている。


————空をカラーネガフィルムに焼き付けたら、それが夕焼けだ。


野衾のぶすまは、祖父の言葉を思い出した。


(ほんとに古臭い表現だよ、いまじゃフィルムなんて誰も使わないのに)


野衾が、今はもういない祖父の面影を思い出し、口元に笑みを浮かべた。


「お、まーた考え事?ポエム的な思考って奴ですかぁ〜?」


手と足を交互に降り出しながら、足立あだちが囃し立てた。


小さな子供が何かのパレードに繰り出すような様子に、野衾は

なんだか吹き出しそうになってしまった。


足立が手足を振るたびに、オレンジブラウンのポニーテールが

左右に揺れ、ポニーテールに降り注いだ橙の空の破片が、

足立の白い首筋に降り注いでいた。


ふと、行進を繰り返していた足立が、くるり、と振り返る。

校則規定ギリギリの長さに詰めたスカートがふわりと広がった。

朝顔のように円形に広がったスカートを中心に、足立はその行進を止めた。


「なーに、ちょっと首筋がくすぐったいんだけど?

ダメだよ〜?同性であってもセクハラは成立するんだけど?」


「いや、なんかこう、幼稚園児みたいで可愛いと思った」

「うるさい、どうせあたしはあんたと比べりゃチビですよ」

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テーマ:1登場人物の外見的描写に重点を置く △

テーマ:2登場人物の仕草に力を入れる △

アプローチ:頭・顔・胴体足元の順序で描写する △

アプローチ:相手の動きを見ている側の視線と動きを書くといい ☑️

例:髪を書く・首筋を書く

————————————————————————————

自己評価:主人公Aの描写になっておらず、モブの描写になっている。

次回書くときは、主人公A とモブ、両方の視点をそれぞれ描き、

キャラクターの両方の外見を文中で描写すること。


















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