三分のささやかな楽しみ

以前、更新を楽しみにしていた小説がある。(完結済み)

昼休み、あるいは帰宅後だとかに開いて、更新通知が来ているかをチェックして読みに行ったものだ。


愚者の火/古野愁人先生

https://kakuyomu.jp/works/16818093076086001955


オススメ出来るかというとクセは強いから万人受けはしないだろうが私のように不健全で燃えるような感情を感じるテクスト好きなら刺さるだろう。たまらんのだよ。この匂い立つ外道。


さて、改めて一話を読んでみた。今回約1500字を読むのに私の場合2分程かかった。活字慣れしている人ならおそらくそんなもんだろう。

30分とかの空き時間に浴びる物語として、2~3分て割りと丁度いいとは思わないだろうか。


テクストにダイブして、ページの下まで辿り着き息をするように浮上する。

紙の本なら一時間から二時間ぐらい一気に読める。これは恐らく読むことに必要な動作の数が少ないことに起因するのではないかと思う。指先の力加減ひとつで続きが読める紙の本に対して、Web小説ってどうあってもスクロールとタップという動きに脳のリソースを割かなくてはいけない。

結果、一息で読める時間は紙に比べてすご~~~く短くなるのかもしれない。



更新を追うなら、一話につき三分ぐらいで読めるものだと追いかけやすい気がする。

自分が三分で読める分量がどんなものか、把握しておくと作品を読んだときに無理なく読めるような。多分きっと恐らく。


ソシャゲのデイリークエもそれぐらいで終わってくれると助かるんだが、以外と時間かかりません?デイリークエ。(何の話だ)


追記)ピクシブはなろうやカクヨムと違って、一話が長くて読むのを中断しても、サイト側が読んでいたところを自動で記憶してくれている。

次にアクセスしたときにまたその部分に自動で移動してくれるので長い作品でも支障をきたさない。

カクヨムでも実装して欲しいなぁ…。

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