第18話 一日中
新しい仕事場となった倉庫には、本当に誰も来なくて、ずっと1人だった。
だから、Tシャツにジーンズという動きやすい格好で片付けることにした。
ダンボールには階数と売り場の名前が書かれている。
だから、棚にラベルを貼って、階数毎に分別して並べることにした。
ダンボールにはみんな封がしてなかったので、中を確認し、箱のサイドに中身を書いたメモを貼っていた。
どこに置いたか後からすぐにわかるように、持ってきたタブレットに入力していった。
何日も、誰とも話すこともなく、同じことを一日中繰り返した。
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