今も使えるもの
一応止血はしたが包帯のようなものがほしい…物陰に寄りかかって銃撃を避けては
いるが、じわじわと削れていく体力。ちょくちょく身を乗り出して銃撃をしてはいるものの、被弾を避けながらしているため照準すら合わせてないから
弾は良くても掠るくらいである。そろそろ助けてるほうが救援に来てくれたら
いいな~...と思っていた。
「伏せろ!」途端にその声が聞こえてびっくりした。声の聞こえた方を見ると、
どうやら助けているチームの誰かがあるものを持っている...その手に持っているのは
なんか、担いでいるようにして構えてしかもその先っぽには緑色の弾頭...
...RPG-7ですね、あれ。下手したら自分も吹っ飛ぶやん!やばいやん!それ使うのはやばくない!?急いでもうちょっと離れようとするが、どうやら出血の影響で速度が
遅くなっている。「...オワタ/(^o^)\」それが発射される瞬間、このゲームでの
初デスを確信した。
どうやら、何とか生き残ったらしい。爆風で少量のダメージは負ったがなんとか
生きていた。と、助けていたチームがこちらに駆け寄る。
「大丈夫か?初心者に助けてもらうなんて不甲斐ない...装備はこいつらの物を漁って
使ってくれ。いいのが取れるかもしれん。」とそのチームのリーダー的な人が
話しかけてきた。
「ちょっと出血で移動できないので包帯渡してもらえるとありがたいのですが...」
「ああ、いいぞ。別にタメ口調でもいいのだが...」
「あ、はい。」
とにかく包帯を傷口に巻いてみる。するとしっかり出血も止まったようで、
体力が回復してきた。ということで、戦利品を回収するとしよう。
どうやら相手の持っていた武器はスマホ(ゲーム内の)でggってみたところ、大体が
ベトナム戦争とかそこらの武器だったらしい。一部は現代の武器もあったが、あまり形が好きじゃないのである銃にした。
「...ストーナー63、システムウェポン?」
どうやら、これは三脚をつけて機関銃にしたり装弾数や車に乗せることによって
分隊支援火器なるものやアサルトライフルにもなる優れものらしい。
だけどwikiに記載されてる情報よりなぜか弾倉に入る弾数が多いような...
「ん、ああそれ45発弾倉だな。実際にはないみたいだが、『LMGにできるから
もうちょっと弾数多くてもいいのでは』とか思って追加したらしい。ほぼ30発の
弾倉となぜか重さは変わらないが。」
なるほど、弾数が単純に多いわけだ。使いやすそうだしやっぱこれにしよう。
結果的に、包帯やドリンクなどある程度の必需品をゲットし、
その人たちとは別れていくことになった。
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