戦は目の前の者しか見えない

さて、初期スポーン位置はどうやら渋谷っぽいところらしい。

地域によってスポーンするところが変わるらしく、首都のどっかに放り込まれる。

そしてそっから出て、行動をするわけだ。マップはゲーム開始時に持っている

スマホに入っているもので確認できる。というか、このスマホも設定が細かい。

しっかりタッチパネルで操作できて、尚且つ綺麗なグラフィック。

どうやら某音楽サービスと契約を結んでるらしく、自由に音楽を聴くこともできる。

このゲームはだいぶ現実に忠実だ。どんなゲームエンジンを使ったのか...


とにかく別のところに行こうとする道中で、銃撃の音が。これは

ライフルっぽい...とりあえず咄嗟に身を隠す。目線の先では、どうやら別のチームと

別のチームがやりあっているらしい。片方は多分略奪者とかそういう害悪チームか?

対抗相手の死体を引きずってそっから着々と物資を奪っている...

自分はそういうはあんまり好きではないので、襲われている側のチームにこっそり

加勢することにした。


略奪者側の方にばれないように移動しながら、

物陰からほんの少し身をのりだし銃を構える。でも引き金を引こうと思ったら、

なぜか弾が出ない...何か引っかかってるのか?と思ったら、

...セーフティー解除するの忘れてました...まあ、こういうミスも人間あるよね?

仕方なく左側面にあるセーフティーをオフにして、照準を合わせる...拳銃とか

こういうのはまあまあ頑張ればすぐに狙いをつけられそうな気もしたが、

一発撃ってみると見たところとずれている。構え方が悪いのかもしれない...

ということで、前映画でみた構え方でやろうとしてみた。両腕をまっすぐに前方に

伸ばしながら構え、引き金を引くとしっかり相手の頭に命中し、

一撃で倒せた。やっぱり構え方がダメなんじゃないか...


そうこうしてるうちに、拳銃による射撃が慣れてきたようで

敵に攻撃を当てるのもそこそこうまくなってきた。だが、

「そこに敵がいる、厄介に仲間が2人も殺されてるぞ!早く始末しろ!」

とリーダー格の人間にばれてしまったみたいで、すぐさまこちら側に銃弾がかすめて

きた。咄嗟によけようとして違和感に気づく、どうやら腹に銃撃を受けて

だいぶ出血しているらしい。だんだん体力が減っているが、そもそも初期装備で

拳銃と弾以外何も持ってないから止血する術がないのだ。腹押さえたら少しは

出血が止まるかな~と思ってやってみたら、本当に出血が止まった(体力は

段々減ってるけど)。

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