今更になって東京都知事選の事を考えてみた。選挙どうしてます？

よ～く考えよう。

　一部で注目を集めていた東京都知事選挙は、K氏の圧勝で終わりました。

　自分は東京都民ではないので冷めた目で見ていました。まぁ予想通りというか、こんな感じですよね。K氏とR氏が接戦となるといいながら、結局R氏 は、「２位じゃダメなんですか？」という事で３位に。マスコミはもっと盛り上げようと仕向けたのですが、上手くいかなかったようですね。

　っていうか、いつも思うんですが、選挙って誰もが公平であるべきですよね。でも実際は、マスコミが受けが良さそうな人、有名な人でテレビ映えする人を選んで、特定の人ばかりテレビで流すんですよね。大多数の人は、そういうのを見て選んで投票する。多分、その人がやりたい政策や公約なんて気にしていない。テレビで見て知っている人に投票する。勿論、全ての人がこんな感じではないですが、いつからこんな茶番になったんでしょうね？

　自分がそう感じるようになったのは、郵政民営化の時の選挙。某国の無茶ぶりのせいでマスコミが煽り、まんまとそれに乗せられて何も考えずにみんな投票した結果がこれだ。某政党が政権を取った時もそうだ。マスコミが煽ったものをそのまま信じている人が多すぎる。その時は、すぐに化けの皮が剥がれましたが。『人間は考える葦である』んじゃなかったんですかね？

　確かに全ての人を平等に紹介するのは無理があると思いますが、視聴率を稼ぎたいために有名な人を優先して映像を流すのも問題があると思うのは自分だけですか？それよりも、真剣に日本の問題点に関して正そうと主張している人たち、今回の都知事選では、自分が見た限りだとU氏 、T氏、S氏といった人が問題定義をしていましたが、マスコミが取り扱う率は殆どなかったと感じられます。確かに非常に癖が強い人ばかりですし、それはちょっとなぁと思える部分もありますが、それを理由に無視するのはおかしいと思うのは自分だけでしょうか？

　話題となったのはどうでもいい事ばかり。女性の裸を使ったポスターとか、関係のないものを表示したポスターとか、政見放送で脱ぎだす人とか、見ていて痛々しかったです。

　嘗て都知事選に出馬したU田Y也氏みたいに、自分の信念を曲げずに主張した政見放送の方が清々しく思えます。自分のやりたい事だけするパフォーマンスの場になった感のある選挙じゃ、未来は期待出来ないと思う自分がいる。そうか、だから『Power To The People』なんだな。