第2話 オカマ異世界に降り立つ

 それからは早かった

ルキエルちゃんに新しい世界ドイスの

質問、勇者の現れる日、規格内の欲しい

スキル、それからしてはいけないタブーや、できれば欲しいもの、仕事のために色々な準備をした


「以上で大丈夫ですか、早乙女さん?」


「ええ、大丈夫よ」


短いようで凄く長く濃密な時間を過ごしついに異世界に行く準備ができた


「それでは、早乙女さん短い時間でしたが、とても楽しかったです!向こうに行っても頑張ってください!」


「ええ、ありがとう、私もルキエルちゃんと話すのとても楽しかったわ、また会いましょう」


「はい!それでは送ります!動かないでくださいね!」


そして、ルキエルちゃんは私の周りにとてつもない量の魔法陣らしきものを、出し準備を進めて行った


「それでは!良い旅を!」


そして目の前は真っ白になった
















目を覚ますと木で囲まれた短い草の上で仰向けで倒れていた


「ここが異世界ね、今のところは別の世界に来たって感じはしないわね」


そこは半径百メートルを円状に切り開かれた草原が広がっていたそして背後には


「注文どうりね」


ルキエルちゃんに、お願いした二階建ての、

赤いレンガでできた大きな屋敷があった


「夢だったのよね

マイホームを持つの、前の世界だとすぐに

特定されるから、無理だったけどこっちはそんなのないしね」


娚がルキエルに追加で、お願いしたもの

それは、拠点とその拠点が見つからない場所


「あっそうだ自分のスキルを確認しないと」


《鑑定》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

《ステータス》


《名前》サオトメ•メオト

《性別》?

《歳》 ?

《レベル》1


《武術》

体術7

剣術7

槍術7

棍術7

銃術8

盾術5 

短剣術10


《魔術》

影魔法1


《特殊》

隠密10

暗殺10

状態異常耐性10

並列思考10

気配察知9

威圧8

速力7

怪力6

罠察知5

調合5


《エクストラ》

万能 

魔法の才


《エラー》

特異点 

乙女の瞳 

完成された人種

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ステータスってこんなふうに見えるのね、予想してたけど、あるわね物騒なスキルがたくさん予想はしてたけど」


ルキエルちゃんから聞いた話だと、前世の

行いで《スキル》が変わるらしい

ご覧の通り私は、ちょっとした組織の暗殺者をしていたお陰で戦闘力が高い


この世界では、自分と、スキルに《レベル》があり


1から30が初心者、


30から60が中級者、


60から99は上級、


それ以上は超越者と、呼ばれるらしい


スキルは、1〜3、4〜5、6〜7がそれぞれ

初、中、上、となりそれより上の

8、9、10は順に特級、王級、神級と呼ばれる


《エクストラ》は、《レベル》はなく、限られた人にしか発現しないレアな《スキル》


《エラー》は、その名の通り、この世界にない特別な《スキル》で、ルキエルちゃんとの悪ノリで生まれた物である、ただこの中で契約により作られた物は、《特異点》のみ


「とりあえず改めて見てみると、明らかに

魔術だけ浮いてるわね」


魔術がない世界からきたらか仕方ないけど、

武術も特殊も高レベルなのに魔法は1って浮いてるわね


「まっ、それは仕方ないわね

それじゃ前の世界と違う点がないか確認してから魔術を調べて見ようかしら」


その後、前の世界との体の動きの差を

確認した


「ルキエルちゃんが言ってた通り、この世界魔力があるお陰か、前の世界より身体能力が上がってるわね」


そう、この世界の人は、魔力と言う謎パワーが溢れる世界にいるため細胞単位でその

謎パワーが浸透して個人差はあるが身体能力が上がっていると、ルカエルちゃんが教えてくれた。

ちなみに私はレベル1で普通の人のレベル15

と同じくらいの身体能力らしいスキルを使えば40までなら勝てるらしい


「さーて、ついに魔術に着手するわよ、でも

ちょっと怖いわね」


前の世界にはない特別な力、そんな物を

今から使うと思うと少し怖い


「異世界初日に、死にましたー、は笑えないものね」


そして数分考えたあと、ルキエルちゃんとのある会話を思い出す


(サービスで、家の中に異世界の基礎知識が詰まった本を置いておくので、時間がある時に読んでください!)


「魔術のことが書いてるかわからないけど

とりあえずは読んでから決めようかしら」


レンガの屋敷は扉から中に入ると広々としたエントランスと正面には、2階に続く階段が

あり軽く屋敷の中を見ると、

一階の右側の通路の奥に厨房、左側の通路の奥に浴槽があり、2階には部屋が数十個備えてあった


「いいわね、いいわね、ルキエルちゃん、

しっかり私の要望通りに、屋敷を作ってくれたのね」


要望は伝えてる時は、「はい!はい!わかりました!」しか言わなかったから、少し不安だったけどしっかり聞いてくれてたのね


「さてと、ルキエルちゃんの本は、どこかなっと、あったこれかしら」


その本は、屋敷の中でも一番大きな部屋の、

本棚に置いてあった


「大きな本棚に、1冊だけ本があると違和感すごいわね、まっお陰で一目見てすぐわかったからいいかしら」


さーて本のタイトルは

《異世界の基礎》と書いてあった


「わかりやすくていいわね」


手に持ち本を開くと、「知りたいことを入力してください」と書いてあったあった


「?」


入力ってどうするのかしらすると本の開いているページに「入力の仕方」と記載されていた、そしてページが変化していき、そこにはこの本の使い方のような物が載っていた。

なになに、頭の中で調べたいものを念じると本が知りたい情報を、ページに映し出すらしい


あら、すごく便利ね、

それじゃあ「魔力の基礎知識」と頭の中でそう念じる、するとページに変化が現れた


「えーとなになに魔力はこの世界全ての生物に宿っており、生物の心臓辺りに、固まっていて使用する場合は、心臓から魔力を動かし体のいろんな部位に巡回、集中させることにより身体能力の上昇、回復力の向上また、

魔道具を動かす際にも使うと」


(はるほどね、魔力って割と万能に使える

すごいパワーってことね、逆に言えばこれを

使えないと割とハードな人生になりそうね

大丈夫かしら?)


そして、読み進めると魔力の使い方が書いてあり、まずは心臓のあたりにある魔力を感じるところから始めて、次に自分の手のひら辺りまで動かしてそこから人体を一周して心臓に戻すとなるほどね


「えーと心臓あたりにあるのよね」


心臓に意識を集中してと


「あっ何かあるわね」


前の世界では、なかった魔力を初めて感じる


「なんだか変な感じね」


魔力を知覚し、それを動かそうとしてみる

前世で言うスピリチュアルな力に戸惑い

ながらゆっくりと動かして行く、

右手から右足、右足から左足へと、

そこらか右手、脳、心臓へ戻して一周を終える


「これ、なかなか疲れるわね」


初めてだからか魔力を一周し終えた娚の

額には薄く汗が張り付いていた


(一周するのに約10分かかったわね、これが速いかは分からないけどたぶん遅そうね)


「まっしょうがないわね地道にやっていきましょう」


そしてしばらく魔力の移動の練習をしたのち娚は、風呂に入り寝室で就寝し異世界生活、

1日目を終えた





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