第2話政治学の研究2 ~分断と対立の時代の選挙イヤー~
2010年代に一番声高に叫ばれていた、分断と対立の問題。いわゆる右派左派に別れてのイデオロギー対立ですけど。2023年になって世界的にもだいぶ落ち着いた印象を受けます。この分断と対立は元をただせば1990年代に始まるグローバル化、リベラル化の急進により時代の流れに取り残されたひとたちの保守的な反作用がおもな原因。
しかし人間は成長する生き物。コロナによるパンデミックで一時的にグローバル化が後退したこともあり、人類はこの急激なリベラル化の流れを咀嚼しつつあるのかなと。急いではいけない。結局は時間が解決する問題だったのです(´・ω・`)
アメリカではバイデン政権日本は岸田政権と中道左派政権が誕生して時代を落ち着かせた。2024年は再びアメリカ大統領選挙、日本の衆議院選挙があります。お金と権力で右派が団結する構図に変化はないでしょうが、社会の分断と対立自体は徐々に和らいでゆくと予想しています(´・ω・`)。goki哲学。
日本の衆議院選挙、アメリカの大統領選挙をはじめ2024年は世界中で国政選挙があります。選挙というシステムは本当に怖いものです。必ずしも正しい者が勝つのではなく、勝った者が正しい、それが選挙ですから(´・ω・`)
今年は世界的に選挙の年ですので、一時後退していた右派左派のイデオロギー対立、「分断と対立」の構図がぶり返す年でもあります。台湾総統選挙では左派が一本取りましたがまだまだ予断は許さない。現在の世界のイデオロギー対立を大雑把に分析すると(´・ω・`)
保守=トランプ、プーチン、習近平、金正恩、維新の会、保守党など
リベラル=バイデン、ゼレンスキー、イスラエル、岸田、蔡英文、尹錫悦、オバマ、胡錦濤、れいわ、社民党など
ざっと思いつくのはこんな感じですかね。際どいバランスの上に成り立っていると思います(´・ω・`)
基本的に「分断と対立」って表面的にいがみ合うだけのプロレスごっこで終わればいいんですけど。ロシアやパレスチナのようにたまにリアルに殺し合いに発展することがあるので、その点だけ要注意ですね。ほどほどのガス抜きに使われるくらいなら黙認してもいいとは思います(´・ω・`)
安倍派は安倍晋三政権のときに検察をはじめ官僚機構を無茶苦茶にして恐怖独裁政治を敷いていましたから。この機会に清和会を潰しておこうという発想になるのでしょう。積年の恨み晴らさずべきかと(´・ω・`)
立民原口一博議員、自民西田昌司議員は積極財政論者で知られている2人ですが、敵味方の筋をガタガタにすると右派左派双方から嫌われているようですね。ただわたしは彼らはそのままでいいと思います。人間の主義主張が保守とリベラルの2種類に綺麗に分かれると考える方が無理がある(´・ω・`)
最近の左翼が間違えだらけなのもイデオロギーを意識しすぎているからでは。同胞が言ってることだからとりあえず右に倣えして置こうと。自分の頭で考えることをやめていますよね。コロナにしても財政議論にしてもジェンダーにしても。こういうやり方は結果的に間違える(´・ω・`)
今リベラルに必要なのは大同団結です。実はこの大同団結については分断と対立時代の当初から保守は上手にできていた。保守は「選挙に勝つ」のワンイシューで簡単に一致結束できますから。「選挙における大同団結」は左翼がもっとも苦手とするところです(´・ω・`)
政治は選挙に勝たなければ何も始まらないという現実がある。左翼だけでなく右翼も相当な失態を重ね時代の閉塞を招いてる現代。わたしなら「積極財政」「LGBTの研究」「コロナの研究」「気候変動の研究」などでリベラルを大同団結させて来るべき衆議院議員選挙を闘いますけどね(´・ω・`)
政治学の研究 ponzi @ponzi
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