政治学の研究
ponzi
第1話政治学の研究1 ~安倍晋三、田中角栄、選挙戦術~
岸田政権が衆議院解散のタイミングを逃して苦しんでいます。今おもうと安倍晋三さんは偉大でしたね。彼は必ず選挙に勝てるタイミングでしか衆議院を解散しなかった。これは簡単なようで本当に難しいこと。安倍ちゃんの抜群の政治センスが分かります。彼の超長期政権はマグレではなかった(´・ω・`)。
政権に逆風が吹いてるときには絶対に辞めないし解散しない。どんなに罵詈雑言を浴びようが。必ず追い風が吹くのを待って、絶妙なタイミングで衆議院を解散していた。これが安倍政権の強さの秘密でした(´・ω・`)。
衆議院の満期は4年。その4年間の中で一番都合のいいタイミングを常に選択し続ける。繰り返しますが、簡単なようで本当に難しいことなのです(´・ω・`)。
ジダンのスルーパスみたいなもんです。限られた時間とシチュエーションの中で常にベストの選択肢を取る(´・ω・`)。こう考えると選挙戦術は解散のタイミングが7割と言えそうです。
日本の選挙は長い間「角栄の選挙戦術」が最高の指南書とされてきましたが、安倍晋三さんの選挙戦術も現代的なやり方。ドナルド・トランプなどの選挙戦術もそうですけど、研究の余地がある(´・ω・`)。手口はどうあれ勝てているのは事実なのですから、プラグマティックに見る必要がある。
選挙というのは政治にとってフェータルなものですね。綺麗事だけじゃ勝てませんから。数学的な部分、社会学的な部分、心理学的な部分、哲学的な部分。「政治学の研究」として少しずつ分析してみようと思います(´・ω・`)。生臭いが(笑)。
ただ、分析というとクールな印象を与えますが、最後に人間を動かすのは人間の心であると。これは角栄の選挙戦術も同じです。選挙というのは深く考えるほどソウルフルな哲学となる(´・ω・`)。
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