スミヲちゃんいつも店番ありがとうね。オーナーにバレないようにしたかったんだけど、店先でばったり会ってしまって。いやねぇ。「ママがちゃんと店にいないよダメでしょ」って怒られちゃった。ちょっと平和島競艇場に行ってただけなのにねぇ。
あ、でも2-5-6の3連単で万舟獲ったから今日はおごるわよ。オーナーが帰ったら祝杯あげましょう。あれ、スミヲちゃん? 顔が真っ青じゃないの。どうしたの大丈夫?
――え? オーナー!? いつからアタシの後ろにいたの!? え? 競艇? いやねぇ冗談よぉ。あ、ちょ、ちょ、やめて! 顔はやめて! お願い。お腹で! お腹にしといてえええぇ~。
作者からの返信
オ、オーナー、俺は何も知らないよ。
カウンターの中に入って酒を勝手に作ったり、お客さんの若い娘に小説の書き方を教えるから、一緒に朝まで飲もうとか口説いてないってば……。
葉月賞、半分も読めてないですが力作揃いなのは明らかですよねえ。
やっぱり、4000字以上になるとちゃんと取り組まないと駄目ってのが大きいかもです。
スミオさんのバーといえば、もちろんハードボイルドと思っていましたが、三枚目のバーテンダーもいいですねえ。
作者からの返信
月井さん、
ご来店ありがとうございます。
4000文字以上となると、なかなか難しくなってきますよね。
本当はハードボイルドを書きたかったのですが、気が付いたらこんな感じになっていました。
誰かに語りかける小説って書いたことなかったので、難しかったです。