「ヒィッこ、来ないでくださぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。時空を開けろ───転移ッ」

「させるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

　"紫水晶"は脱走しようとした！しかし丹華によって妨害された！

「ああっ失敗！何するんですかもうっ」

「何が『何するかもうっ』なんだよ。こちらにとっては折角捕まえられそうなところで毎回逃す最悪のスキル。一時封印は当然の結果だろ」

「むぅ。逃がしてくれてもいいじゃなうですかぁ」

「残念。今の私はあなたを捕まえろとの依頼を受けているので」

　そのまま丹華によって連行がなされていった。

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