美しくも残酷な世界

中編とは思えないほどの満足感です。本を一冊読んだかのようです。
残酷な場面もありますが、文章の美しさで全く気になりません。

首環のついた犬は可哀想と言うヒロインはとても独特で、ヒーローもこれまた掴みどころのない、しかし芯の強い独特さを持っています。
ミュトスとイオアンナそして国民についてはしっかりと報復がなされていて安心したので、独特さに魅入られていつの間にか応援してしまっている二人です。

その他のおすすめレビュー

頼爾さんの他のおすすめレビュー16