聖女は純潔でなければいけないのですね。カトリックの神父は生涯独身で過ごすといいますし、中世ヨーロッパに近い世界観なら珍しくはないかもしれません。
ミュトス皇子と結婚しても、エリュシアは純潔を守り、子供だけ別の人に産んでもらう。……そういう事情があればミュトス皇子がエリュシアに冷たい理由もなんとなくわかる気がします。
作者からの返信
うお座の運命に忠実な男さま
お読みいただき、ありがとうございます。
信仰と純潔は結びつきやすいですよね。聖女は特に清らかな身でなければならないようです。ミュトス皇子としては結婚しても御子も産めないような女、という意識もあるのだとおもいます。ただ、彼の場合は聖痕だらけの裸を端から嫌悪しそうです苦笑
「誰かに死を望まれる段階で聖女失格」云々、
イオアンナのセリフが、前振りにもなっていたのですね。
殺す、まではいかなくとも。
「聖女は民を助けるもので、聖女を助ける人なんて」
という辺りに、彼女の孤独がふかく感じられました。
作者からの返信
宵さま
お読みいただき、ありがとうございます。
中編ということもあって伏線を貼っては回収、と慌ただしいことになっています苦笑
このたびの物語は「救世主を救うものはいるのか」という問いが軸になっているので、そこの台詞に御注目いただけて嬉しいです。
応援いただいているお陰で、連載、頑張れています。ほんとうにありがとうございます。