第41話寝取る快感
『お…お願い…もう…止めて…』
『せめて…ゴムを…』
『…これで…いい…ですか…?』
さゆりと繋がった後、さゆりの母親が帰って来た為に俺の家で続きをすることになった。最初に繋がった時に携帯でその様子を撮っていたのが功を奏した。言う事を聞かないなら彼氏にコレを送るぞと言い聞かせたのが良かったんだろうな…。
こんな事ならもっと早く事に及んでいればさゆりの処女を俺がもらえたのに…そこだけは反省するところだな…。今はそんなクソな彼氏とは別れさせた。寝取った映像を見せてやったら泣いてたよ、あの男。泣きながら殴りかかってきた時にはビックリしたけど…返り討ちにしてやった。俺って結構喧嘩もいけてるんだと思ったね。
「もう…口はいいから…ほら、跨がってよ?
」
「んむっ……はい」
ちょっと嫌々なのが表情で分かる。そんな表情を見るとイラッとくるな?
「そんなに嫌ならコレをネットにばら撒くよ?」
「っ!?嫌…じゃあ…ないです」
「なら…早くしろよ!」
「…はい」
さゆりを抱きながら思う。あの感覚をもう一度味わいたいと…。寝取る時の何とも言えない高揚感もそうだが、一番はそれを彼氏が知った時のあの感覚…。高揚感という言葉だけではとても言い表せそうにないな…。
「そろそろいくぞ?」
「それはっ…ううん…いいよ…」
♢
「あのね…幸君」
「うん?なんだよ?」
「…こない…の」
「あん?」
さゆりと恋人になってから一ヶ月以上が過ぎた頃、突然さゆりがそんな事を言ってきた。何を言っているのか分からない。
「ハッキリ言ってくんねぇと分かんねぇんだけど?」
「…生理が来ないの」
「それって…」
「たぶん…出来てると思う」
「出来てるって…子供か?」
「…うん」
「ホントに俺の子か?」
これは大切な事だ。さゆりと関係を持っていたのは俺だけじゃないしな。
「そ…そんなの…彼氏とは…何ヶ月もしてなかったから…」
「不能だったんかよっ!?嘘だろっ!?普通ヤりたい盛りにヤラないなんてっ!?マジ笑えるんだけどっ!?」
俺なら女を抱く気持ちよさを知ったら一日たりともしないなんて絶対に考えられないけどな。
「…と、とにかく…私…」
「俺の子なら産めばいいんじゃない?」
「えっ…と…」
「それよりさぁ〜 一つ頼みがあるんだよね」
「…な、何かな?」
「ちょっと寝取られも味わいたいし、それをネタに色々したいから、俺が指定した奴に抱かれてくんない?」
「……えっ?」
「もう妊娠の心配いらないわけじゃん?さゆりを寝取ったあの感覚をもう一度味わいたいんだよねぇ…。それに寝取られたらどんな気持ちを味わえるかとか関係を持ったら、その相手に妊娠をチラつかせて金もむしり取れるだろうしな?」
「…そんなのっ…幸君は…わ、私を…好き…なんだよね?」
「ああ、それは変わらんぞ?」
「だ、だったら…何でそんな…」
「俺だけに抱かれたんならアレだけど、別に他の男にも体許してたんだからどうでもよくないか?」
「っ…!?そんなの…どうかしてるよ…」
「何でだ?別にこうして毎日してやってるんだし、ちゃんと好きだから構わないだろ?なっ?なっ?」
「…無理だし…私…」
「じゃあさぁ…お前の友達で彼氏持ちを今すぐ呼んでくれよ」
「そ、そんなの…出来る…わけ…」
「出来るよな?アレばら撒くしっ、子供の事知らないフリしていいわけ?」
「……分かった」
♢
渋々ながらもさゆりが友達を呼んでくれた。
「えっと…さゆりの友達のけいだよ」
「俺はさゆりの恋人の幸です!宜しくね、けいさん」
「よろぴこ〜。それにしてもさゆりは前の彼とは別れたんだねぇ?」
「あ…うん…それは…」
「あっ…ごめんごめん。今言う事じゃなかったね?」
「い、いいよ…別に」
「なんか元気ないみたいだけど?」
「ううん、そんな事ないよ。それより、けいは…彼氏とはどう?」
「ああ…その…ね。この間…いい雰囲気だったんだけど…」
話を聞いて思った。コイツ処女だろうと。コレはかなり…いや、前回とは比べものにならない位のあの気持ちを味わえるのでは?と。そして俺とさゆりは…
「なんでっ!?どうしてっ!?さゆり!?」
「ごめん…けい…」
「許さないっ!?絶対許さないからぁー!」
「じゃあ…いただくな?」
「止めてぇー!!」
ふぅ〜〜〜。本当に良かった。最高だったとしかいいようがなかった…。
***
あとがき
優花「私の出番はー!?」
凛「私の出番もないよ!?」
日和「いや…アタシの出番の方がないんだが?」
天音「えっ?み、みんな物語に触れないの?」
愛「流石にどうしようもありませんからねぇ」
芽依「生徒全員なんて見張れないしね」
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