焼き鳥はタレもいいし塩でもいいよね
さてキャラメイキングが終わりログイン。
メイキングを担当してくれた白くぽわぽわしてたAIさんと、結構話し込んで関係ないことまで質問してしまった。
まぁ行ってらっしゃいって言われたのは嬉しかったから話してよかったなって思う
周りを見てみると、とんがり帽子にローブな金髪女の子。全身鎧を纏った背の高い人。ムキムキマッチョでポージングを撮ってる男。色々な人たちがいる。
何をしようかと迷ってると
『チュートリアル1
街を探索しよう』と言うポップ
街を探索しようって、何をすればクリア扱いになるんだろう。
色々見て回れってことなのかな。
まぁ、チュートリアルがそう言うならとただ目的もなく歩き出す。
「いらっしゃませー。初心者用回復ポーションが安いよー」
「布装備ありますよー。色は選べますよー。どっすかー」
「美味しい焼き鳥!10Gです!いかがですかー!」
色んな声が聞こえてくる。
その中でも気になったのは焼き鳥。
久しぶりに食べたいな。
最初にプレイヤーは3000G持ってるらしいので、少し気になったバンダナを付けたおっちゃんが売ってる塩焼き鳥を1つ買ってみる。
塩焼き鳥ひとつ下さいなと注文したら、
おー、あんたLv1の初めたての初心者だろ?
おまけでこれもやるよってことで、
しゅわしゅわオレンジジュースという物まで貰ってしまった。
ありがとうございますっ!
感謝を伝えると、いいってことよ!と気持ちのいい声。
そこのベンチで食べな!とも教えてもらった。
早速食べてみると美味しい。
なんというかとにかく美味しい!
うん、俺は食レポには向いてないな。
一緒に貰ったしゅわしゅわオレンジジュース、しゅわオレジュースを飲んでみるとこれも美味しい。
うめうめと食べてると視線を感じる。
なんだと周りを見てみると焼き鳥屋のお兄さん。
どうにも、あまりに美味しそうに食べるもんだから嬉しくてとのこと。
初心者が多いこの街では主にポーションやら装備やらが売れて、食品類は売れにくいらしい。
それでも、美味しそうに食べてるのを見てなんだか嬉しくなったらしい。
そんなに売れないならなんでこの街で売ってるのか聞いたら、
趣味とのこと。
ふーん。まぁなんでもいいや。
とりあえず、
お兄さん、もう4本焼き鳥お願い。塩2本タレ2本、それとこのシュワシュワブルージュースって言うのも。
注文するとお兄さんは一瞬ぽけーっとした顔になり直ぐにニカっと笑いおうよ!といい返事。
焼き鳥4本で40G、シュワブルジュース1本で20Gの合わせて60Gを支払い、焼き鳥、ジュースを受け取る。
それじゃーねー。と焼き鳥屋と別れ。
うんうん。美味しい焼き鳥に出会えて満足。
買い食いはやっぱりいいもんだなーっと街を探索を再開する。
ジュースは喉が渇いた時のためにアイテムバックの中に入れておく。
そして焼き鳥は3本ほどアイテムバックにしまい1本は食べながら歩く。
完璧だ。
歩きいていると、遠くに凄いでかい建物が目に入る。
うん。決めた。
次はあそこに行こっと
ーーー
すてーたす
名前:月見うさぎ
職業:テイマー
スキル:テイムLv1、料理Lv1、テイム枠+、
味方強化、幸運
お金:2930G
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます