第11話 本題 4 プチ暴露 (答え併せを含む)
二十一
うさぎは、解決に向かうために、ことの顛末を並び替える作業で、答えを探していた。
そもそもの始まりが、極東の小さな島国に負けた屈辱だから、
知恵がもたらしたものは、眼に映るものと、映らないものの二通りに分割去れるのは、始まりが元素であるからで、眼に映らないものから始まっているのだから比較すれば、
映らないもの (大) > (小) 映るもの、となる。だから、その延長上にあることは間違いなく、感性という非実体が、無を終わらせた張本人と云える。
感性を創世主として登場させることができる理由は、想いに寄り添う
そして、当人の思考を最高と位置付けるために、矯正や傲慢が生まれている。
傲慢が躍進する背景は様々あるが、死を目前にした行動の信憑性は怯えることにあり、そこに自由を吹聴している暇は生まれない。ならばやらせが見え隠れする以上、仕組まれた筋書きが必ず存在する。そうやって成り上がり、世界中に存在するユダヤ系なのだから、射殺という犠牲も厭わないから、そこで終わった事実に照せば、ユダヤ系の策略と解る。資本主義を語る上で必要なのが金という権力が強いことであり、命さえ金で解決できるという傲慢だ。一般人の感情を金で買ったに過ぎず、茶番劇と視るしかない。
これを持って、1の答えとしていた。
時代背景が移り変わるのは、当たり前を安心感にするためで、言い訳とも云える。その中で起こり得るイレギュラーに対し、個性の違う生命体が対処するしかないのだから、非完成体の人間の行動はある程度予測できるのは当たり前となり、予測の中身は、人間の習性と考えるしかない。そこに違う考え方を押し付けることは傲慢に当たる。だから報道を傲慢に感じ達成感を得られないのである。それを蟠りとして持ち、しこりにするから、離れを引き起こすのだった。
これを2の答えとしたのは、終わりなのか? はたまた継続なのかは、想いが感情に促されるからで、断命に至る経緯が付加されるからである。
誰もが当たり前に想っているようですが、停止(点)から動くことで、線が生まれます。そして平衡感覚を持っていますから、地表上を歩いても、平坦という認識です。しかし、円の上で点を標すと、動きは円の中を移動しています。そういう点を頂点とした時に、ものを積み上げると、ブレ(歪み)が生じますし、高く積むためには重なりを必要とします。その見えない部分にあるものが量子となりますが、踏み代という面がないことで、不安定を作り出します。それを確認するために必要なのが距離ですが、手が届かないほど離れることで、全体像を確認することができるのです。そういうことが数学を必要とし、見えない部分を想像で補うから、物語になるのです。
数学はひとつの答えを必要とし、想像する科学は、人それぞれに違うのが当たり前ですが、教育や躾という慣習が働くことで、概念や観念の概略を造り出したのが、人間ということになります。
科学にしても繋ぐことを念頭に措いているから、強制や矯正が図られた結果、自由であるはずの想像を枠の中に落とし込みました。その結果? 純心が従順を意味することになり、心という育てることで情けを生み出す機能を蹂躙したから、人間の感情の卑しい部分が表に顕れるようになったのが、現在の彩り(生業)を為しています。
2~3への境界線を失くした理由がそれを差し、答えを結果とする矛盾に引き込まれるのが現実とするしかない現状を現しています。
全てを完了したという自負はあって当然ですが、執拗に想う方が居れば、答えの先が生まれるのも当たり前なのです。それを見分けるために、恨みや怨みという表記を変えることで、進行形を表すのが現在ですから、併せて参考にして頂きたいです。
そして、その1~その2に跨いだ結果、元素殺人と匂わせた背景が解ります。
世界中に人間が存在する以上、様々な事件や争いが生まれていますが、繋がりを追求すれば必ず重なるのが人間の歴史ですから、個人の見解は空想上の物語にするしかありません。それを一説とできたなら、次の犠牲者を浮き彫りにすることができる上に、対処と備えに繋げることができるはずです。
うさぎは雲に当ては嵌めましたが、月にも当て嵌まりますし、風や音に変換することも可能だと、想います。それが人それぞれの感性ですから、誰にでもできるという認識を持って頂けると幸いです。
二十二
それでは本題4を確定させます。
チェルノブイリ原発は、東日本大震災と同じ結果を生み出しましたが、そこにある物語はどう考えるべきか? です。真相を突き詰めろではないですし、一説になる発想でもなく、想像の自由は、民主主義の自由とは違う観点ですから、奮ってご参加してみて下さいませ。
それでは、事実を知らない方のために、うさぎさんチームのとある一日に戻ります。
「ねぇ、
「なんですか」
「チェルノブイリ原発の事故って、ソ連邦の崩壊に繋がって要るんだよね?」
「そういう見方がされるのは、指導者の突発的な死亡が噂されたからで、真相を知るのは、イギリスの諜報部だけでしょうね」
「だからかしら、東日本大震災時のように、他国の援助を記したものが残ってないんだね」
「最近の戦争が、情報戦から始まる理由? かも知れませんね」
「社会主義国家とは、どんな国家なの?」
「主義主張は人それぞれですから、要約するのが難しいですが、大国と小国を同じ物差しで測るためには、共産主義国家のように制限をかけるしかありませんよね」
「日本に当て嵌めるとどうなるの?」
「日本共産党は、党員の収入を一旦集めます。それを均等に割り振りますが、食事などは均一化を図るために、配給されます」
「そこまですれば、格差社会は生まれないね」
「日本に近い共産国家で解るように、本音と建前が生まれます」
「国家元首がふくよかなのに、兵隊さんは栄養失調みたいに痩せてる? ってやつね。まさかそれが、格差が生まれた証拠なの?」
「人間の悪い部分のひとつに、見栄がありますが、最高幹部が痩せていれば、貧しい国と想われますからね」
「ならば、兵隊さんたちを日の本の國の僧侶のように、自活させれば良いんじゃないの?」
「我慢を勲章とするから、陰口が出ない? というのが主張ですから、云った者は監獄行きになります。それでも、国家には○○総連という組織があり、政府が抱える米を密輸出しています」
「どれくらいの量なの?」
「輸入量よりも多いです」
「見ない降りもそこまで行くと、悪事だよね」
「解りやすくすると、露国の大統領は、山の中に宮殿を立て、地下の避難スペースは街の装いだそうです。公表されている、豪華客船が所有物であるとか、スケールがまるで違うんですよ」
「政治にお金が掛かる? って云うのは、見栄を張るためにお金が掛かるということなんだね」
「流れを結び付けるのは難しいですが、影や、陰に隠れる影の存在に辿り着けました」
「だから、嘘を本当にするために、嘘をつき続けるんだね」
「常識的に考えれば、源頼朝には人望があり、遠く離れた
「そこに隠されたものがあるから、北条を平家の残党だと、睨むことができるんだね」
「豊臣にしても、百姓上がりにしては、人の扱い方が上手すぎます」
「関白になるために、神輿をすり替えた? って考えると、神武天皇の暗殺に絡んだ可能性が生まれるもんね」
「黒幕だとか、フィクサーだとかの囁き元は、暴露というケース以外、なんの信憑性もありませんからね」
「だとすると、昭和の成り上がり者は、移住者説が妥当だよね」
「北海道の開拓者たちに、帰化というエサをぶら下げたから、移住者たちが集まりました。それを解りやすくするために道として、差別を謀っています。与太者の語源は四つで、獣を指したようですからね」
「集める必要があったのは、なに?」
「地元愛のない移住者たちが起こす争いに手を焼いていたんでしょうね。代を重ねることで、荒っぽい性質が薄まることを、記載のない歴史で知っているのは、非実体の神々しか居ませんよ」
「罰の悪そうな物事は、そうやって押し付けてきた訳なんだね」
「移住者の野望に線引きが必要な時のために、心に宿るというまやかしを吹聴したのは、モーゼの十戒で予言として残されています」
「キリスト様の気移りを誘うために、儀式が持ち込まれた、って云うんだね?」
「それに便乗したのが、彷徨い魂だったから、それを悪魔と形容したのだと想います」
「繋がりって、隠された意図を探るために必要だし、善悪の両極を隠すために数多の個性を用意した、ってことになるんだね」
楓花に伝えたいことは、
人間に可能性があると云われる
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