第43話 自分で作ったゲームの攻略アンド解説

「はい、それじゃぁ解説もろもろしてくんで、よろしくお願いします。」

【よろ!!】

【おなしゃす!!】



というわけで、自分の作ったゲームの攻略と解説をやっていきます。



「ふむふむ、ここまで行ったのね。…………あー、大分終盤まできたね。」

【終盤か。】

【そうだねー。】

「主人公ルートは、な。……………ほい、クリア。」



【いえーい!!】

【おつかれ!!…………ん??】


「残念。これで終わりじゃないんだよなぁ。」

【そんな、馬鹿な??】

「みんなこれで終わりだーって思うじゃん。」

【うん。】

【思った。】

「残念、違うんですよねー。隼人sideを出すには全てのシナリオをクリアしなきゃなんないので。」



【え、無理ゲーじゃね??】

【ちなみに主人公のシナリオいくつあんの??】

「えーと、百いくつだっけな??」


正式には150個のルートです。よく考えれたなーって思う。


今、ようやく140まで終わってたからあと少しだね。やったね!!



ようやく主人公(笑)のルートが終わった。


「そんじゃぁ、終わったことだし、隼人ルートいっきまーす!!」



【うーん、主人公ってほとんどBADENDじゃない??】

「俺がそうした。なんてったって、間男だしな。」

【ん??どゆこと??】


「そもそもなんだが、俺たちはな、たいむりーぱーとやらなんだ。」


【?????】

【?????】



おっ、予想してた通り、『?』で埋まったね。



「んーと、体は昔の………まぁ、高校生からのだけど、記憶は大人のがある感じ。」

【あー、それはタイムスリップじゃなくって、タイムリーパーだわな。】

「そうそう。それを何千回って繰り返してるんだよね。」

【どうゆうこと??】

「だから、このゲームは全て俺が今まで体験してきたルートの追体験ってとこかな。」


【理解。】

【わかった。】

【なるほどわからん。】






まぁ、簡単な事なんだよね。




まず、『桃花が信号機でひっかかる。』

これが大前提。これが無いとそもそも話にならない。ただ、信号で会うのが『主人公』なのか、隼人なのかってだけな違い。

その違いで全てが変わるんだよね。

『主人公』ルートで行くのか、『隼人』ルートで進むのか。

まぁそれはその信号機で見てないとわからないって話だな。



次に『文化祭』

ここでは、確実に催眠野郎が来た。だから、それを見逃してBADENDにするのか、それとも引き止めてHappyENDにするのかって話だな。





まぁ、色々あるわけだけど、結論としては、主人公がゴミで、隼人が元々は良い奴だったって話。



「まぁ、簡単に述べるとそんなところだ。」

【つまり、俺らの考察は見当違いだったってこと??】

「そゆこと。俺は元々友達だった事も相まって、あいつの考えくらいなら読めるし、主人公はクズだったし、結果、その主人公ぶったクズのおかげで俺らは今こうなってる訳で。」


【なるほど、殺気が強いな。】

「まぁね〜。さて、話はこれくらいにして、隼人ルートを始めよう。」







隼人ルート スタート




《桃花を元に戻したいです。俺は何をするべき??》


状況:隣の部屋(桃花の部屋)から喘ぎ声が毎晩毎晩聞こえます。


手段

1:極道になる。

2:桃花をヤクで堕とす。

3:外を歩く。






「さぁ、お前らならどれを選ぶ??」






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