第22話夏休み

「ヒャッハー!!!楽しい、たのちい!!夏休みだぁああああああああああ!!!」

うるさい。黙れ。ここは公共のプールだぞ。みんなこっちみてるじゃねぇか。変質者の類の目を。



ってことで今、プールに来てます。


「いやー、よかったよ。あたしたちは楽しもうねー。」

「うん。」

「ええ。」


香澄と俺の彼女の桃花と楓だね。

美少女の集まりだなぁ。

「っていうか、駆。お前はうるさい。黙れ。」

「さーせんした。」

「尻に敷かれてるなぁww」

「お前もだろ。隼人。」

「いやいや、俺は抗ってるから。」

「敷かれてることは否定しないんだな。」

「当たり前だろ。」

「はぁ。なんで女の子って強いんだろ。」

「知らん。でも物理的には弱いよね。」

「駆??」

「隼人??」

「隼人くん??」



「「「死にたいのかな??」」」

「ヒェッ」

「ひっ」


「す、すみませんでしたっ!!」

「いいよー。でも、プールに免じてだからね。」

「あ、ありがとうございます。」

「ありがとうございますっ。」

「うんうん。ってことでジュース自腹。」

「はい。」

おい、駆はパシられるのかよ。かわいそうに。しかも自腹か。大変だな。かわいそうに。

「隼人。」

「うい。」

「こっち来なさい。」

「はい。」

「…………胸押し付けてあげる。おっぱじめよ??(小声)」

「っ////…………だ、ダメですね。」

「だめぇ??」

「だめ。」

「ずるい。私もおしつける。」

「楓ちゃんはないでしょー。」

「なにが??香澄よりはある。」

「………お前ら、死にたいようだな。このプールを赤色に染めてやるよ。」

「にげろ。」

「じゃーねー。」

「私も。」

「ま、まて!!俺もたすけ…」

仕方ないだろ。死ぬんだわ。

「駆。」

「はい。すいません。」

「wwww」

「お前らぁ!!安全圏から笑うなぁ!!」

「ホントよ。せめて同じ立場になりなさい。」

「むり。」

「きっと無理ね。だって──────」

「「胸が違う。/もの。」」

「………………そんなちっちゃいのかなぁ。」

「うん。」

「そうね。せめてCカップくらいは行かないと。」

「はぁ、これが揉まれたやつとのちがいかぁ。」

「も、もんでないですよっ!?」

「もんでるでしょー。」

「も、揉んでないって、なぁ??」

「え?」

「え??」

「寝てる時揉まれてるけど。」

「うそぉん。」

「いや、ほんと。一緒に寝ると大きくなるってホントなんだね。」

違うと思いますっ。

「違うと思うけど??」

「ほんとだよ。因みに、揉まれてるのもほんと。寝れなくってさぁ。」

「まじで??」

「うん、だから甘えさせてる。」

「え、」

「たまに舐めてくるよ。」

「した覚えがないなぁ。」

「だって無理やりさせてるし、……………あ。」

「おい。」

「あなたの方がよっぽど犯罪者じゃない……………」

「…………むぅ、ずるい。」

違う、そうじゃない。

「き、気にしないで泳ぎましょ??ね??」

…………ま、いっか。後で怒ればいいんだし。

「さて、泳ぐかぁ。」

「私パス。」

「なんで??」

「泳げない。」

「「「「……………………」」」」

「なぜに来た??」

「隼人くんに教えて貰えると思ったから。」

「ばりばりの私情やん。」

「ってか、ずるいわね。私は大体出来るのだけど。」

「お前はおかしい。」

「情緒も何もかも全部な。」

「むぅ、仲間はずれ。」

「わかった、わかった、隼人を貸し出せばいいんだろ。」

「うん。」

「それはだめ。私と泳ぐのよ。これは絶対。」

「……………どうしたらいいんだ。」

「あはははははは。」

「たすけろ。」

「ハーレムのデメリットだなぁ。」

「くそっ!!」

「ねぇ、早くして。」

「早く決めて??」



スゥーーーーー、どうしよっかなぁ。

ま、周り見たら多分いいのが──────

─────────あ、ウォータースライダー!!(1番だめ。)



「よ、よし!!ウォータースライダー行こう!!」





ってことで、ウォータースライダー現着。

「ながーい。」

「3人乗れる??」

「あ、」

考えてなかった。



「あのバカどもは置いといて俺ら2人で乗るか。」

「だね。それが1番妥当かな?」

「妥当だな。」

「3人でのれるといいね。」

「だな。」











ってことでジャンケン。

「最初はグー、じゃんけんぽんっ!!」

「ぽん。」


「あ、あのー、うるさいんですけど、3人乗れますよ??」

「え、」

「最近、重婚許可法がでたので、新しく浮き輪も作られたんです。政府の方々がこれを持ってきて、『これでハーレムをしているカップルをまとめなさい。』って。」

「それ、政府が言っていいんですか??」

「いいんじゃないでしょうか??………次の方どうぞ〜。」

「………3人で乗るか。」

「だね。」

「良かったわ。ジャンケン勝ってたけど、何されるか分からなかったからね。」

「ね。」

「おい、俺が何をするって言うんだ。」

「……………どさくさに紛れておっぱいさわってくるとか??」

「ないわ。ってか、楓はちょっとは自重しろ。」

「やだ。」

「なんで。」

「欲求には忠実。これ、人生楽しむ方法。」

「そうなのか??」

「女の子限定。JKだけ。」

「そ、そうなのか??」

「うん。ちょっと年齢をサバ読んでる人だったり、」

「グサッ。」

あ、誰かに刺さった。でも聞いたことある声だな。

「『わたしぃ、かわいいんですぅ。』みたいなちょっと頭痛い人はむり。」

「うぐっ。」

あ、また誰かに刺さった。聞いたことある??いやでも、確か、配信で──────ってことは、

「あのー、刺さってますけど。」

まさかの俺の推しの本人だった。わぁ、びっくり???

「刺してる。」

「うぅー、そんなダメかなぁ。わたし、Vtuberなんだけどなぁ。」

「それ、言っちゃダメだと思うんですけど。」

「う、うるさーい!!私だってこんな人生やるとは思ってないの!!」

「えぇー???なんか逆ギレし始めた??」


「次の方ー。」

ないす!!

「あ、はーい。また今度ね。『』くん。」

「は???」

いや、おかしくね??配信は確かに見てるけど──────普通はバレないでしょ。

ってことは、つまり─────────

「隼人??どうした??」

「いや、なんでもない。」

こうでもしないと悪い予感をとり払えない。こわい。普通にこわい。



『あっはははははははははははは!!!さいこー!!!!やっぱり、これだからプールはやめれないんだぁああああああ!!!ウォータースライダーはさいこうだぁあああああああああ!!!!ひゃははははははははははははは、きゃっははははははははははははははは!!!』




バッシャーン。

『あははははははは!!!きもちぃいいいいい!!!もう1回やろー。』



と、俺の推しがやばいことを謳ってますね。どっかの邪神かな??こわい。辞めようかな。推すの。いや、でもやめたら殺されそうだなぁ。



「次の方どうぞー。」

「はーい。」



「はい。どうぞ。」

「あ、ありがとうございます。」

「3人でしたね??」

「はい。」

「では────こちらにお乗り下さい。」

浮き輪を置い─────え、この人でっか。あれ??邪神が宿ってるなぁ。消し飛べ。邪神め。



トン。

「ねぇ、どこをみてるのかな??」

「い、いやー、あの、ですね、はい。そのー。」

「早く乗ってよ??隼人。」

「あ、はい。」

「乗った??早くして。」

「はい。」

「まったく、これだから変態は。」

「お前だろぉおおおおおお!?!?!?!?桃花ぁあああああ!!」

仲良く爆発早く出発してくださーい。」

「ちょっ、蹴り出発はないでしょぉぉおおおお!!!」









ぎゅーん。


ばっしゃーん。


「やっふー!!」

「いえーい!!」

「あばばばばばば。」

「やばいやばい!!そうだった、こいつ泳げないんだった!!」

「よいしょ、よいしょ。」

「ピューーー。」

「おいおい、どうするよ!!」

ばっしゃーん。

「いえーい!!」

「たのしかったなぁ。…………あ。」

「なによ。…………あ、えっち!!」

「おい、お前らたすけろ!!楓やばいぞ!!」

「!!ちょ、ちょっとまってろ!!」

「なんで!?」

「水着とれた!!」

「おい!!早くしろよ!!今はラッキースケベいらねぇんだよ!!」

「はいはい!!」

「あ、みっけた!!」


「ぴゅーーー。…………隼人くん、人工こきゅーして。」

「桃花。」

「わかった。」

「隼人くんが良かったんだけど。」

ばっしゃーん!!

「いやー、楽しかったー。…………お??どった??」

「いや、あの、そのー。やばいっす。」

「あーね??………スゥーーーーー」


『すみませぇえええん!!!だれかぁ!!監視員さんはいますかぁああああああ!?!?』

「あ、はーい!!ちょっと待っててください!!いま降りるんで!!」


「「「「え??」」」」

「とぅ!!………綺麗に登場!!監視員ですっ!!」

「これ、どしたらいい??」

「ふむふむ、…………ちょっとまってねー。」

しゅばばばばばばばばばっ。

「これでよし。」


「あ、ありがと。」

「よかったわ。」

「ほんと。じゃぁ、帰ろっか。楓がやばいくらいにカナヅチなことに気づいたから。」

「うん。」

「打ち上げしよー。」

「いや、なんもやってないんだが?!」

「えー、行こうよー。ファミレス。」

「行きたいだけだろ。香澄。」

「当然。」

「私もお邪魔していい??」

「なんで??」

「ちょっとお話したくって。ねぇ??最古参??」

「…………………はい。」







ってことで、ちょっと怖めなVtuberさんの登場ですね!!やったぁ!!因みに、このVtuberさんは少し前のお話で出てます。気づきましたか??



プチッと情報Q&A

『年齢サバ読みでダメージ入ってた人って誰??』


ってなりますよね。なりましたよね???なってくれましたよね?????(これが3段活用。)

まぁ、くだらないことは置いといて、答えは、『警官兼カウンセラー』の九条ことね先生でした!!

ちょっと頭が鈍い鈍感隼人達は気づきません。なぜなら、自分たちの世界を作っているので。因みに偶然。どっかのVtuberみたいにストー………コホン。ついせ………げふんげふん。ちょっとしたぐーぜんじゃないですね。はい。(言わせられてます。だれかたすk…………)

まぁ、くだらないことはおいといて、とにかくアレ、ください。

星、フォロー、ハート、コメントくれるとうれしいです。ください。くれなきゃ、……………ね??だめだよね??くれるよね??みて、くれたら、やる。これは、約束だよ??アタオカなVtuberとの約束です。


他作品もよろしくです。最近なんか降りてきたので、ちょっとだけ手を加えて作りました。是非見てください。まだ、ほんとちょっとです。これもまだまだ終えれません。だって、終えれないもん。

ってことで、末永く、よろしくお願いします。







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