第23話推しのお話。
「さて、きりきり話してもらう。」
「そうね。話してもらうわ。最初からね。」
おお、すっげぇ睨んでる。怖いね。俺じゃないけど。
「うん、じゃぁ、私の話をちょっとするね。」
どうぞどうぞ。
アタオカなVtuber side
私ってこんな容姿だから、男がめっちゃ来るの。………あぁ、冗談抜きで。高校生時代すっごい告白されてさ。『迷惑ー』って思ったの。
で、オタク演じてれば告られないって考えたのよ。
んで、大学に進学したの。
結果は半々。『オタクなんだ、きも。』って人が半分は出たね。
残りの半分??残りはねぇ、ちょっと論外だったかな??
『オタク??だから??顔がいいから、お前、ゲームとか禁止な??
喜べよ。イケメンな俺のモノになれるんだぞ??』
とか、言ってきてさぁ。
『ふざけんな、第一お前に告られたことも了承した覚えもないのに、なんでお前のものにされてるんだよ??気持ち悪い。』って思ったね。いまでも思う。
まとめると、オタクになれば、確かに逃げてく。
でも私の容姿は変えられないから、ナルシストだったり、キモオタだったりが寄ってくる。
あぁ、オタクっていうのは『顔がよくって、話が合う。しかも、僕の目をちゃんと見て話してくれる。ってことは好きなんじゃ!?』みたいに妄言吐いてるバカがいるのよ。
だからさ、失敗だったね。可愛いのも困りものだ。
で、就職したんだ。結局。
ブラックじゃない、ホワイトな環境だったよ。
でも、私っていう
だから、すぐ辞めたよ。
給料もいいところだったけど、人間関係だけは度し難い。これが難しいところだね。
それから、Vtuberを始めたんだ。まぁ、個人勢だから、全然売れなかったけど。最初なんて登録者ゼロ人スタートだよ。まぁ、やる前から知ってたけどね。
それで、ようやく1人登録してくれたんだ。それが隼人くんだね。
え??なんで知ってるかって??そんなもん調べたんだよ。家族構成から友人関係、性格、好きな物、住所、アドレス等々ね。愛がなせる技だね。
しかも、隼人くんだけって言うのが結構続いてたんだ。だから、雑談ばっか。基本雑談。だって楽だもん。でたまにリクエストしてくれるからそれを配信するだけ。
そうしたらさ、時間が決まってきてね。大体夜の7時。
そこでよく話してたんだよ。
でも、何故か一気に売れた。大繁盛よ。金も稼げて、楽できる。まさに最高。
ただ、人が多すぎて隼人くんのを読み上げるのがちょっと大変。
だって最古参勢だもん。読んであげないと。スパチャしてなくてもね。
たまに最古参勢とか抜かしてる奴がいるけど、あいつらじゃない。隼人くんが最古参だからね。そこはしっかりしないと。
因みに次の配信でも言うつもりだよ。
「…………って感じだなぁ。他に聞きたいことある??」
「俺は無いな。」
「私もない。」
「…………ねぇ、分かったわ。だからって、ストーカーする??」
「ふふっ、面白いこと言うね、えーと、桃花ちゃん。私はストーカーが悪い事だと思ってないよ??」
「いいえ、ストーカーはれっきとした犯罪よ??」
「そうだな。それはそうだ。でも、なんでだ??ストーカーするんだ??」
「なんで、…………なんで、ねぇ。わからないわ。でも、ただ─────雑談で話していたときに彼が病んでたからかしらね。」
「っ。」
「あぁ、話したこともあったね。」
「そうだね。隼人くんが悪いわけじゃない。唆した父親が悪いでしょう??」
「なんで情報知ってるんだよ。怖いわ。」
「なんででしょう??当ててご覧??」
ほら。当ててみなよ。当てれないと思うけどね。
「わからん。」
「いつか、コラボしてみたかったの。今日、しない??」
「はぁ、じゃぁ私がするわ。」
「え??な、何言ってるんだ??桃花??」
「あなたが行って何するのよ。私なら行けるわよ??だって──────マスコン世界一だもの。」
………………いいねぇ。しかも、恋バナが出来るかもしれない。
「私ね、いいと思う。でも、隼人くんのこと好き??」
「当然。答えるまでもないわね。かくいうあなたは??」
「私??むしろなんで私に聞くの??ストーカーしてるんだよ??」
「ふふっ。」
「あははは。」
「こわ。楓、帰ろう。」
「いいよ。私も隼人くんの家に遊びに行く。」
「おー、何する??」
「マスコン。」
「いいねぇ、俺だって母性の幼なじみでVIP行ったんだぞー。それにその属性内で世界一は取ったし。」
「なんで??」
「あいつにしごかれた。」
「なっとく。私だって勝てる。私は貧乳の扱いを分かってる。」
おお、唐突の百合発言。尊いね。やっぱり、百合はいい。薔薇はゴミ。異論はない。
っていうか、百合はわかる。あれは尊い。でも、薔薇はなにがいいの??気持ち悪い。吐き気出てきた。なにあれ。棒と棒を突き刺しまくって何が楽しいの??間違えた。何がきもちいいの??わからない。でも、まぁ、いいや。
興味無い事は捨てる。これ、人生の鉄則。
大事な事だね。覚えておこう。
次回、『Vtuber、暴露す。』
デュエルスタンバイ!!次回もまた見てくれよな!!
はい、ってことで新キャラの『ヤンデレストーカーVtuber』の登場でした。え?名前??ンなもん次回よ。次回。(上がってこないのです。)
あれ??なんか、刃物持ってきてるちょっと不思議なVtuberがいますねぇ。
……………逃げろ逃げろ!!やばいはやばい!!殺されるぅ!!!
頼む!!このVtuberを抑えるためには星、フォロー、ハート、コメントをくれっ!!くれない奴はいないだろっ!?人の命がかかっているん───────────えーと、これでいいのかなぁ??
『今回は何も無い。』
です!!ネタが無いですよ。ないです。売れてるVtuberならではですね。頑張ってくれ。世の中のVtuberよ。励たまえ、Vtuberよ。
ってことで、コメントで質問してくれると嬉しいです。出来る質問ならお答えします。
あとは、『こんなのがいい!!』って要求を伝えてくれればどうにかお答えできるようにします。
あ、そろそろゴミクズ社不の作家さんが起きそうなんで『ばいさら』ですね。それではー、ばいさら〜。
…………くっそ、頭いてぇ。あれ??宣伝が─────おわっている、だと????まぁ、仕事が消えたからいいや。読者には仕事をしてもらおうと思います!!下にある星マークを青色に3つ染めて!!
あと、星のちょっと上のハートをピンク色に染めて!!
ついでにフォローボタンを押して!!お願いします。
え??お駄賃??んなもんねぇよ!!給料を払う??たった、簡単な3つのお仕事です!!スプラのバイトより簡単!!
じゃ、任せました〜。おやすみー。
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