信号待ってたら隣に立ってたのが幼馴染だった。どうしょっか。

夏休み

第19話一学期終わったので、打ち上げ。

毎回当然の隼人side

「…………駆。ちょっと来なさい。」

「うい。」

な、何事？？香澄が駆を呼ぶって珍しい………いや、珍しくなかったわ。

「あなた、分かってるわよね？」

「存じております。」

「浮気したら殺すから。」

「はい。」

浮気？？付き合ってんの？？

「あ、気にしないで。私達は付き合ってないわ。まだね。」

「うおぇっ。」

おいおい！？！？

「だ、大丈夫か！？！？」

「だ、大丈夫………」

「大丈夫じゃないだろ！！それは！！」

吐き気はやばいって。カラオケのBOX内だからやばいって！！

「私が代わりに説明するわ。駆はトラウマがあるのよ。主にあたしのせい。」

「そーかい。って、え！？」

「そうよ。わたしは…………隼人とは違ってガチの犯罪者よ。」

「まじか、だからなんだ？？それがトラウマってことか？？」

「ええ。そうよ？？自分に好意を感じる言葉をかけられると吐き気を催す。それが病状。」

「随分と落ち着いてるな。」

しかも動揺してない。普通なのか？？

「これは治療ね。荒療治とも言うわ。」

「落ち着きやがって。」

恨めしい。こいつが。荒療治だとしてもいけないだろ。辛いことはさせるなよ。

「しかも彼が好意だと認識したら、なの。まぁ、私がいけないんだけど。」

「そ、そんな思い詰めんなって……………どーにか戻って………これたぜ。」

「よかったわ。」

「白々しいな。」

「私が今謝っても意味ないのよ。」

「そーだな。拒絶したのは俺だもんな。なのに、お前は寄ってくる。まじで意味わからん。」

「なんでだと思う？？私が拒絶されたのにも関わらず、こうやって話していること。そもそもなんで犯罪を犯したのか。考えたことないでしょ。」

「ある。とは言いきれないかもな。…………多分、俺を好きでいてくれていたこと。かな？？」

「残念。惜しいわね。今も好きなのよ。」

なんだこの茶番。付き合えよ。早く。

「……………」

そして、なぜお前はこっち来たし。桃花。そして、お前も来るな。胸を当てるな。楓。そんでもって、桃花も負けじと胸を当てるな。やめれ。理性が消えるから。流石にカラオケをラブホ代わりにはしたくないのよ。

「歌うぞー！！」

な、ナイスタイミング！！駆！！

「何歌う？？駆？？」

「おー、隼人はどうする？？」

「んー、特に知ってる曲もないしなぁ。」

「じゃぁ、これは？？」

まぁ、知ってるな。歌える………かも？？

「多分歌える。」

「まぁ、有名だしな。1曲目行こう！！」

歌い終わって………

「おつかれ様ね、隼人。」

「おつかれ、隼人くん。」

「あぁ、初めてだしなぁ。」

「じゃぁ、私が歌うわ。」

「え、歌えんの？？」

「バカにしてるのかしら？？家帰ったら奴隷にするけど。首輪つけて。」

「特殊プレイだぁ。普通の男なら喜んで行うだろう。だが、断るっ！！」

「ふーん、じゃぁ、はめるね？」

「え？」

がちゃん。

「はい、私のペットでーす。ほら、ポチ太。挨拶。」

え？？ん？？なにしたらいいの？

「ほら、ちゃーんと挨拶しようねー。」

あ、犬になれってことですね。理解です。

「わん！！」

「えらいえらい。こっちおいで〜。」

「わん！！」

あれ？？

「よしよし〜。」

ん？？なんこれ。無限よしよし？？ラノベじゃないのよ？？あ、それとお胸が当たってますね。きもちいいです。

「私達もやろ。楽しそう。」

「やだ。」

がちゃん。

「わん！？」

「wwwwwww」

「こらぁー、笑っちゃダメでしょー。よそはよそ、うちはうちだよー。」

「ずるい。」

「わんぅ？？」

「wwwwww」

「駆。」

「わん。」

すっげぇ恭順じゃん。くっそおもろい。

「じゃぁ、よしよしするね。」

「わん。」

「……………よしよし〜。」

「わんぅ。（胸ないですけど、いいんですか？？）」

「wwwwwwww」

「………あ、ふーん。駆。後で覚えてて。それと、そっちのわんころは躾がなってないんじゃないですか？？」

「わん！？」

「ええ、なってないわよ？？わたしは自由主義なの。」

「へぇ？？」

「………ずるいぃいいいいい！！！私も混ぜてよぉおおお！！」

「こっちおいで〜。」

「はい！！」

「ほら、ねんねしよ？？」

「ふぁい。」

楓………弱すぎだろ。あ、寝た。嘘だろ。早すぎだろ。

「ふっかふかぁ。お母さんよりたゆんたゆんしてる〜。」

寝言wwwww無理、耐えれない。

「ちょ、まって！！」

「wwww」

「その人と話し合いそうだなぁ。」

あ、勝手に同盟組まれた。胸小さい同士の同盟かな？？

「でもぉ、香澄ちゃんよりは、ある………かなぁ。」

wwwwwwwww

「wwww」

「駆。死にたいようね。隼人もついでに。」

「さーせんした。」

「ごめんなさい。」

「隼人はいいわ。でも、駆？？さっきのは警告したわよね？？」

あ、すんげぇガクブルしてる。怖いんだ。知ってるけど。

「はぃ〜。」

「で？？警告を破ったわよね？？」

「はい。」

「トラウマ植え付けるわよ？？」

「大変申し訳ありませんでした。」

「誠意が感じられない。」

と言いながら足で頭踏んでますねぇ。可哀想に、駆。

「誠に申し訳ありませんでしたっ！！」

「ええ、それで？？」

「ジュースをおごらせてもらいますぅ！！！」

「たりない。」

「う、うぅ、身、私の身だけはぁ………勘弁をっ！！」

おぉー、綺麗な土下座。すっげぇ綺麗。ってか、これカラオケですることなの？？

「ダメね。家帰ったらいじくるから。」

「ひいいいいい。」

あ、なんか不思議な言葉出てきた。いじくるって何？？ナニをいじくるつもりなんだろう。

「ねぇ、何を弄るの？？」

「からだ。」

「こわ。」

「怖いわね。」

「え、引いた。」

「何がいけないのよ！！開発するのが！！」

あ、本性だした。こいつ、開発がすきなんだ。あ、通りで結構反応いいと思ったわ。

「たしかに駆って反応いいよね。」

「そうね。背筋をこうやって『ついっ』ってやるだけで…………」

「うおわぁっ！？」

「ほら、弱い。」

「うわ、大変だ。」

「そうね、だから常に私が攻めね。」

「攻め？？守りってこと？？」

楓は純粋だ。良かった。

「ふーん、私もそうしよっかなぁ。」

やめれ、身の危険が出てきてる。ってか、鳴ってるな。

「はあい。」

『お時間でーす。延ばしますかぁ？？』

「どうする？？」

「ぱす」

「かえる。」

「かえる。」

「かえるわ。」

「はい。帰ります。ありがとうございます。」

「では、時間内に出てくださーい。」

「失礼しまーす。………ってことで帰んぞ。」

「はーい。」

「ん。」

「はい。」

カラオケを出てから。

「またね。隼人くん。それとみんなも。」

「じゃぁね。楓。みんなも。」

「海で会おうね！！香澄ちゃん！！3人とも！！」

「うん！！またねー。3人ともばいばーい！！」

「じゃぁな。隼人。」

「おう。じゃあな。」

駆たちが帰り、楓は別方向に帰り、俺たちはこれから帰ろうとしている。

「おなかすいたぁ。」

「そうか？？まぁ、飯時だけどさ。」

現時刻は12時ちょうど。たしかにお昼時である。

「何かあったっけ？？」

「うーん、大してなかった気がする。」

「だよなぁ。」

ぴこん

「お、メールだ。ちょうどいいね。」

そこには─────

『買い物してこい。』

とだけであった。

『中身は？？』

と打ち返すと、

『魚。あと酒。』

酒は無理だね。20禁なんだよ。いい加減覚えろ酒豪。18禁とは言わない。嫌な予感がするからだ。

「んじゃ、行こっか。」

「だね。」

買い物を終えて、お家到着。

「はい、おふたりさんおかえり。」

「ただいまー。…………え？？」

「え？？じゃないよ。酒は？？」

「お母さん、俺たちは酒買えないよ？？」

「あ、そっか。………ところでだが、2人には元の部屋に戻って貰うことにした。」

…………はいはい、そういう事ねー。

「「………………はぁ！？！？」」

プチッと情報。

「実は隼人の母、酒豪だった？？」

A.はい。酒豪です。缶ビールをバカスカ開けるくらいは酒豪ですね。例を挙げるならエヴァのミサカ位は行きますね。（夜。隼人に見つからないように飲んでます。）

プチッと情報2

「桃花の母は、酒に関しては？？」

A.すんげぇ弱いです。1口飲んだだけでぽやぽやする感じ。母性あるのに、母性二割増しみたいな感じ。ちょっと隼人に絡む。そして、桃花の嫉妬までがワンセット。

というわけでそこそこいい所で終わりました。2人には別れて夏休みを過ごしてもらおうと思います。（条件付きで。）

安定の宣伝。

星、ハート、フォロー、コメントをください。本当にください。見てくれていただけてる時点でとても嬉しいのですが、これはそう、私の野望に近づくためです。手助けをしてください。背中を押してください。書籍化（無理）を最終的に目指しています。そんなクオリティないんですけどね！！！文才ないのでっ！！

他作品もよろしくお願いします。

あ、出来れば毎日出そうとは思っていますが、もしかしたら週1間隔だったり、2日に1回だったり、バラバラなので気を長くして待っていただけると幸いです。コメントもほしい。お願いします。質疑応答なんでも受けます。個人に関することじゃなければ。