信号待ってたら隣に立ってたのが幼馴染だった。どうしょっか。

第17話おはなし。

隼人side

「っていう感じだった。」

「なんか、ふしぎ？？なんて言ったらいいか分からないんだけど、」

「ちょっと、もうストーカー気質出てるわよね。」

そう！！それだ！！

「すとーかー？？」

「ええ、ストーカーよ？？」

「うーん、かもしれない。でも、違うと思う。」

「絶対そうよ………まぁ、いいわ。あなたには貸しが1つあるものね。」

貸し？？なんそれ。わからん。

「そうだね。貸し1つあるもんね。」

「譲らないけど。」

「むぅ、まぁそれが約束だしね。」

「「っていうことで。」」

「え？え？」

「最終手段かしら。」

「だね。」

え？ん？最終手段？？なんそれ。

『速報です！！ただいまただいまとある法案が可決されました！！』

なんそれ？？ん？まてよ？？この2人がニヤニヤしてるんだが？？邪悪すぎる笑顔──────

あっ、

『重婚許可法が成立されました！！』

スゥゥーーーーーーーーやばいな。これは。ひじょーにまずい。に、にげないと─────

「はい、そこに直って。隼人くん。」

「は、はい！！」

あ、やべ。反射的に直っちまったよ。逃げる最高のタイミング逃した〜！！！

『と、言うわけでそれをお話したいと思います！！』

ニュースは呑気だなぁ。俺はもう生死がかかっていると言うのに。

『まずですね、この法律ってなんですか？？』

ナイスアナウンサー。そもそもを知らないとね。

『これはですね、そのまんまですね。重婚が許可された。これにつきますね。理由は恐らく、少子高齢化対策かと。』

なるほどね。死んだくね？？むしり取られる？？いや、そんなことはない…………はずだ。はずだよね？？

「え、えーっと、その、あの。」

「分かってるわ。結婚しましょう？？この3人で。」

「いや、だから、あのその。」

「いいね。それ。賛成！！」

「と言うわけで、多数決により可決。決まりね。」

え？？勝手に結婚の相手決められた？？別にいいんですけどね。この2人なら。

『ちなみにですが、第一夫人とかそういうのはないそうですね。あくまでも平等に扱う。それが原則だそうです。』

『例えばの話ですが、1人と体の関係を持ったら、もう1人と体の関係を持たないといけない。みたいな感じでしょうか？？』

『そうなりますね。それと、すでに既婚の人とは結婚出来ませんのでご注意を。寝取り魔は死ね。』

過激だなぁ。寝取られたのかな？？可哀想に。

『えーと、では、これ以上の疑問ってありますか？？』

『…………特にはないですねぇ。あ、籍の入れ方とかですかね。』

『籍の入れ方は簡単です。今まで通りですね。そこに、重婚用の婚姻届が追加されるみたいな感じだそうです。』

え？？日本にしてはちゃんとしてない？？対策とか。

「ってことだから、結婚しよ？？」

「いや、年齢が─────」

『あ、追加で発表されました。結婚年齢が16歳からだそうです。このテレビを見ているガキどもぉお！！頑張って子作り頑張れ〜！！！』

えぇー？？ぐ、偶然ってこわ。しかも、ちょっと私情ある？？

「わかったかしら？？これで、結婚できるわね。」

「うぇー？？」

「いいでしょ？？ね？？いいよね？？」

「いいわよね。ね？？だめ、かしら？？」

う、そう言われると弱いです。

「わ、わかった。」

「やったね！！」

「えぇ、やったわね。それじゃぁ、よろしくね、未来の旦那様。」

「うん！！よろしく〜。隼人くん！！」

「あ、はいぃ〜。」

と、言うわけで2人には勝てませんでした。つくづく思うんだけど、俺って立場弱くない？？

はい！！毎回恒例！！（？？？）プチッと情報！！

『隼人くんの家族と幼なじみとの関係での立場は最弱です。』

隼人＜＜＜＜＜桃花＜＜＜桃花のお母さん（桜子さん）＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜＜《隼人のお母さん》ってな感じなので、最弱ですね！！

なんか、1400PVいってた！？嬉しいですっ！！

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