第4話 ちょっとした日常

あ゙〜〜っ!?くそ馴染みがぁあああ!!!無防備すぎんだよぉおおおおお!!!!



こうなってしまうのは朝まで遡る。

ピンポーン


「はーい。」


毎度毎度の母親だった………


「開けて?」

「はーい。今開けまーす。」


そして、開けました。


「うん、健康ね。桃花ちゃんも健康そうね。どっちがご飯作ってるのかしら?」

「俺。」

「隼人。」


被せるな。くそ馴染み。


「何かしら?その目は。まるで『被せんな、くそ馴染み』とでも思っているんでしょう?」


なんで分かるの??まぁ、くそ馴染みだし、いっか。


「お願いがあるんだけど。」

「なに、母さん。」

「スーパーに2人で行ってきてくれない?」

「なんで??」

「いいわよ。私は。」

「まぁ、いいか。………わかったよ。じやぁ、行ってくる。」

「はい、いってらっしゃい。」

「ん、準備しよ。」



30分後

「準備出来たか??くそ馴染み。」

「出来たわよ、バカ馴染み。」

「そうかい、じゃぁ、行こうか。」


スーパー到着。

「何買うんだっけ?」

「醤油と、みりん、食パン、キャベツと、お肉よ。分かっておきなさいよ、バカ馴染み。」

「はいはい。どうも、ありがとうございます。」

「キモ。ドMなのかしら?」

「どうやったらそうなるのかな?くそ馴染み。」

「そう。でも、責められる方が好きなのかしら?」


なんでそうなる???


「…………ノーコメント。」

「あら、認めるのね。」

「誰もそうは言ってない。」

誰がそんな性癖を暴露すんだよ。

桃花真のドMじゃあるまいし。


「これで十分かな。」

「ソロー」

「おい。何しとんねん。われ。」

「ち、違うもん!!私じゃないもん!!

私じゃない私だもん!!」

「いや、別にいいけどさ。

流石にポイ〇ル10箱入れるやつは居ないよ?」


「う、うるさいわね!!なんか悪い!?あなただってねぇ!!

CCレ〇ン2Lペットボトルを爆買い10本していたじゃない!!」


「はぁ!?昔の話だろっ!!

今はそんな酷くないし!?

お前より悪くねぇんだよ!!」


「どこが!?あなたは500mlのペットボトルを5本買ってるじゃない!!

大して変わらないわよ!!」


「はぁ!?ちょっと減ったじゃないかよ!!

お前は昔よりさらに酷くなってるんだが!!

昔はポ〇フル7本程度だったんだけど!?」

「なによ!!ポイフ〇のどこがいけないのよ!!」

「悪いとは言ってないだろ!!」

「じゃぁ、あなただって何よ!!そのカゴにあるのは!!C〇レモンとボンタン〇メだってすっごい量あるじゃない!!」

「なにがいけないんだよ!!クソ馴染み!!」

「なんも言ってないでしょ!!バカ馴染み!!」



会計終わった。


「あ〜、払っとくわ。」

「ありがと。その間に私が荷物入れるね。」

「ああ、任せた。」




「会計終わったけど、そっちは?」

「もう出来た。………よし、帰ろ。」

「ああ。………荷物持つぞ。」

「あ、ありがと。」

「いや。気にすんな。」


家ついた。

「飯どうする?」

「作って〜。」

「はぁ、少しは家事しろよ。くそ馴染み。」

「私は疲れてるの。バカ馴染み。」

「はぁ、今日適当に作るぞ。」

「あ、炒飯で。」

「まあ、適当だからいいけどね。」



ご飯作った。

「「いただきます。」」

「うん、薄いわ。」

「黙れ、くそ馴染み。じゃぁ、自分で作れ。」

「美味しくないとは言ってないわ。薄いだけよ。」

「あぁ、そうかい。」



風呂入った。

「ん〜、湯船あったかぁ。」

「失礼するわ。」

「ん、どうぞ〜。」

「なんで反応してないのよ。(小声)」

「ん?なんか言ったか?」

「いあえ、なんも言ってないわ。…………なんか、すっごいムカつく!!反応させてやる!!(小声)」

「ふぁあああああ。」

「体洗い終わったから入らせてもらうわ。」

ん!?いつも『さっさとでて!!』とか言ってるじゃん!?

「!?!?」

「あら、反応しちゃうのかしら?」

「するわけないだろ。」

「そうなの。じゃぁ、目の前に私の体があってもいいわよね?」

「あ、ああ。別にいいぞ?」


「それじゃぁ、失礼して。」


そうして、対面することとなった。

「な、なによ?」

「い、いや?なんもない。」

なんも言えないよぉ!!おっぱいとかウエストとかが綺麗なのは言えないって!!

まじで、無防備すぎる!!



そんなこんなで就寝時間。

「し、失礼するわ。」

「なぁ、失礼するとか言わなくて良くない?」

「う、うるさいわよ!!じゃぁ、これから言わないからね!!」

「どうぞご自由に。」

「むか!!」



深夜。

「ふぁああ。」

………周りを見渡しておくか。

「なっ!?」

な、なんで??桃花の服はだけてるんですけど??おれ、なんかした??もしかして、いたした??

「お、おい。起きろバカ。」

「誰がばかよぉ。………おはよ。昨日は、激しかったわね///」

「………おれ、やっちゃった??」

「ふふっ、騙されてやんのぉ。」

くっそ!!なんなんだよ!!『騙されてやんのぉ』って言いながら、パジャマからの胸チラはアウトぉおおお!!

ほんとに、ほんっとうに────


あ゙〜〜っ!?くそ馴染みがぁあああ!!!無防備すぎんだよぉおおおおお!!!!




これは、ちょっとした毎日の日常である。






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『創作魔法』

https://kakuyomu.jp/works/16818093077642944669


『俺修羅』

https://kakuyomu.jp/works/16818093079474544953



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