黙示録 第12話 赤い月の章

赤く赤く赤く燃ゆる月は

癒えること無き罪深き傷跡を呼びさます

遠き日の刹那 偽りの約束となった彼の地に

悪鬼羅刹の刻印が刻まれる

己の愚かさを悔いても 生まれ出づる責は消えず

饒舌な賢者の秘密は暴かれることはない

黒い秘めごとに 暁が照らし逝く

贖罪の楔を穿つものに 命を以て贖え

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る