黙示録 第6話 逢魔ヶ刻の章

君が消えた空

何も言わず 痕跡さえ残さずに

失われてしまった刻

名も亡き影の蜃気楼を見たあの瞬間

連れて逝かれたのは 誰だったのか

魔に逢う刻と書いて

逢魔ヶ刻という

夢と現(うつつ)の境界線

昼と夜の狭間が重なる瞬間

人は魔に とても近くなる

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