黙示録 第5話 愚者の行進の章
誰も知らぬ傷を持つ者たちが
悪意の橋を渡っていく
誰かの為だと唱えながら
踏みつけていく 足元の血だまりに気づかない
かつて愛しく大切だったものたちを
踏み越え忘れ去っていく
悪の芽はいつしか芽吹いて
揺らす心を どす黒く染めていく
暗愚なまでの罪科を その身に宿して
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